フランシス・ブードロー＝オデ

フランシス・ブードロー＝オデのフィギュアスケートキャリア

フランシス・ブードロー＝オデ（Francis Boudreau Audet）は、1993年11月8日にカナダのサン・ジャン・シュール・リシュリューで生まれた男性フィギュアスケート選手であり、特にペア競技での活躍が知られています。彼はネイディーン・ワン、須藤澄玲、古賀亜美といった著名なスケーターとペアを組んでおり、数々の大会で優秀な成績を収めてきました。

経歴

フランシスのフィギュアスケートキャリアは2013-2014シーズンから始まります。このシーズンに彼は日本で活動し、古賀亜美とのペアを結成しました。初の全日本選手権ではジュニアクラスに出場し、見事に2位に入賞することで早くも頭角を現しました。さらに、2014年に行われたババリアンオープンにおいても、ジュニアクラスで2位を獲得しました。

2014-2015シーズンには、ISUジュニアグランプリに参戦し、タリン杯では4位、クロアチア杯では6位の成績を収めました。その年の全日本選手権ジュニアクラスでは優勝し、世界ジュニア選手権にも出場、6位の成績を収めました。また、同シーズンの世界選手権ではペアを解消した高橋成美/木原龍一組に代わり、国別対抗戦に参加。初めてのシニア国際大会では、ショートとフリーでそれぞれ6位となり、合計スコアでは自身のベストを更新し、日本チームの銅メダル獲得に貢献しました。

しかし、2015-2016シーズンには古賀亜美との関係が解消され、新たに須藤澄玲とのペアを結成しました。このペアでの全日本選手権では見事に初優勝を果たし、ネスレ杯でも国際大会での初制覇を達成しました。しかし、世界選手権ではショートプログラムで22位に終わり、フリースケーティングに進むことができませんでした。

2016-2017シーズンにはグランプリシリーズに参加。母国開催のNHK杯では7位という結果でしたが、自己ベストを大幅に更新しました。世界選手権では、SPで60点台の自己ベストを出しましたが、17位で大会を終えました。

2017-2018シーズンには全日本選手権を須藤の体調不良により欠場。2018年3月には須藤とのペアを解消し、日本から離れる意向を発表しました。

その後、2019年5月にインスタグラムで元アメリカ代表のネイディーン・ワンとの新たなペア結成を発表。ともに代表国の変更許可を取得し、今後はカナダとして活動していくことを正式に知らせました。

主な戦績

フランシスは、2019-2020シーズンからネイディーン・ワンとのペアを組み、さまざまな大会で成果をあげることが期待されています。また、2015-2016シーズンから2017-2018シーズンまでは須藤澄玲、そして2014-2015シーズンまでは古賀亜美とのペアで多くの戦歴を積み重ねてきました。

彼の今後のパフォーマンスがどうなるのか、多くのファンが注目しています。彼はテクニカルなスキルとパートナーシップの両方で高い実力を持っており、これからの大会で新たな成果を挙げることに期待が寄せられています。

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