フランディー・デラロサ

フランディー・アントニオ・デ・ラ・ロサのプロフィール

フランディー・アントニオ・デ・ラ・ロサ（生年月日：1996年1月24日）は、ドミニカ共和国エリアス・ピーニャ州コメンダドール出身のプロ野球選手であり、内野手としての顔を持っています。彼は右投両打であり、現在フリーエージェント（FA）として新たな挑戦を待っています。また、愛称は「フロウ」として親しまれています。

経歴

プロ入りとマイナーリーグ時代

デ・ラ・ロサは2012年7月にシカゴ・カブスと契約し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。2013年と2014年にはドミニカン・サマーリーグのルーキー級でプレーした後、2015年にはA-級のユージーン・エメラルズに所属しました。その年彼は62試合に出場し、打率.273、0本塁打、30打点を記録しました。11月20日には、後に横浜DeNAベイスターズで同じチームメートとなるスペンサー・パットンとのトレードで、テキサス・レンジャーズに移籍しました。

2016年にはA級のヒッコリー・クロウダッズで118試合に出場し、打率.250、7本塁打、39打点、19盗塁という成績を残しました。その後、2017年にはA+級のダウンイースト・ウッドダックスでプレーを始めましたが、4月16日にサンフランシスコ・ジャイアンツにトレード移籍しました。この年、彼は3つの球団合計で72試合に出場し、打率.211、5本塁打、20打点という成績を残しました。2018年にはA+級のサンノゼ・ジャイアンツに移り、49試合で打率.227、6本塁打、23打点を記録しましたが、同年6月10日に自由契約となりました。

マイナーリーグでの通算成績は、打率.245、19本塁打、165打点となりました。

DeNAでの時代

2019年にはどの球団にも所属することなく、故郷のドミニカ共和国でトレーニングを続けていました。その後、横浜DeNAベイスターズのトライアウトに参加し、合格を果たしました。チームの編成部長が直接彼を視察し、契約が決まりました。彼は11月20日に横浜DeNAベイスターズと育成選手契約を結び、年俸は240万円、背番号は108に決定しました。

2020年1月28日、同じく育成選手のジョフレック・ディアスと共に入団会見を行ったデ・ラ・ロサは、覚えたての日本語で「ヨコハマ、ダイスキ、ヨコハマ、メチャメチャサムイ」と話し、周囲を和ませました。春季キャンプでは中日ドラゴンズとの練習試合で結果を残し、5打点の活躍を見せました。その後、BCリーグの神奈川フューチャードリームスに派遣され、38試合に出場し打率.208、4本塁打、25打点を記録しました。

2021年のシーズンでは二軍公式戦のイースタン・リーグで77試合に出場し、打率は.200、2本塁打、14打点という成績でしたが、支配下登録には至りませんでした。2021年11月2日に翌年の契約は結ばれないと発表され、11月11日に自由契約選手として公示されました。

詳細情報

• - 年度別打撃成績: 一軍公式戦での出場経験はなし。
• - 独立リーグでの打撃成績: 具体的な数値は公にされていません。
• - 背番号: 108（2020年 - 2021年）、48（2020年神奈川フューチャードリームス時）。

関連項目

• - 中南米出身の日本プロ野球外国人選手一覧
• - 横浜DeNAベイスターズの選手一覧
• - 神奈川フューチャードリームスの選手一覧

デ・ラ・ロサは、プロ野球選手としてのキャリアを築くためにさまざまな挑戦を続けている期待の星です。今後の活躍に注目が集まります。

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