フレーム越しの恋

今井麻美の5枚目のシングル「フレーム越しの恋」は、2011年2月23日に5pb.よりリリースされました。表題曲は、OVA『眼鏡なカノジョ』のオープニングテーマとして書き下ろされ、作品の世界観を彩る楽曲となっています。

概要

「フレーム越しの恋」は、そのタイトルが示すように、どこかobject distanceを感じさせる、もどかしい恋心を歌った楽曲です。今井麻美の透明感のある歌声が、切なくも美しいメロディに乗せて、聴く人の心に響きます。ジャケット写真は1月6日に撮影され、楽曲のイメージを反映した、印象的なビジュアルとなっています。

カップリング曲の「夢のMAHOROBA」は、表題曲とは対照的に、排他的な雰囲気が色濃く表現された楽曲です。作詞はコンペによって選ばれ、今井麻美自身が最初に決定した歌詞を一部修正するよう依頼したものの、最終的には最初のものが採用されたというエピソードがあります。この楽曲は、攻撃的なサウンドと退廃的な歌詞が絡み合い、独特の世界観を構築しています。

さらに、ボーナス・トラックとして、2010年12月25日にShibuya WWWで開催されたライブ「COLOR SANCTUARY」で披露された「シャングリラ」のライブバージョンが収録されています。ライブならではの臨場感と熱気が伝わる、貴重な音源と言えるでしょう。

収録曲

1. フレーム越しの恋 [3:58]
作詞：濱田智之、作曲：藤間仁（Elements Garden）、編曲：幡手康隆
2. 夢のMAHOROBA [4:06]
作詞：NECCI、作曲：濱田智之、編曲：真下正樹
3. フレーム越しの恋 -off vocal-
4. 夢のMAHOROBA -off vocal-
5. シャングリラ -live ver.-

楽曲について

「フレーム越しの恋」は、Elements Gardenの藤間仁が作曲を手がけており、透明感がありながらもどこか切ないメロディが特徴です。幡手康隆による編曲も、楽曲の魅力を最大限に引き出しています。一方、「夢のMAHOROBA」は、濱田智之が作曲を担当し、真下正樹が編曲を手がけています。攻撃的で退廃的なサウンドは、聴く人の心に強い印象を与えます。

まとめ

「フレーム越しの恋」は、今井麻美の歌唱力と表現力が光る、聴き応えのあるシングルです。OVA『眼鏡なカノジョ』のファンはもちろん、今井麻美の音楽に興味がある方にもおすすめできる作品です。カップリング曲やライブ音源も収録されており、バラエティ豊かな内容となっています。

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