ブラウゴン

ブラウゴン: ブラウブリッツ秋田の愛されマスコット

ブラウゴンは、Jリーグのブラウブリッツ秋田の公式マスコットとして親しまれています。背番号は00で、秋田の魅力を発信する役割を担っている存在です。彼の誕生は2011年に遡り、そのデザインは地元の小学校の生徒によるアイデアを基に、クリエイターの今野仁によって完成されました。立体化されたのは同年6月のことです。ブラウゴンは秋田県の龍神伝説の子どもをイメージしており、元気で前向きな性格を持つ8歳のキャラクターです。

ブラウゴンの特徴と好きなもの

身長はサッカーボール9個分という大きさで、リンゴやアスパラが食べ物のお気に入り。また、非常におっちょこちょいな一面もあり、口癖は愛らしい「ゴン」です。ブラウゴンの日常は、公式ホームページの「ブラウゴン日記」で更新され、イベント参加の様子やクラブの活動報告が掲載されています。

多彩な活動と広報大使

2015年には、秋田ノーザンハピネッツのマスコットキャラクターであるビッキーと共に、秋田県警察の広報大使に任命されました。また、2022年には都市対抗野球TDK硬式野球部の応援にも参加し、地域のイベントにおいても欠かせない存在となっています。

ハーフタイムイベントとダンス

ブラウゴンはサッカーのハーフタイムイベントでも活躍しており、特に「マル・マル・モリ・モリ!」というダンスパフォーマンスが人気です。幼稚園訪問などの際にも披露され、多くの子どもたちに笑顔を届けています。

Jリーグマスコット総選挙の戦績

Jリーグのマスコットたちが競い合う「Jリーグマスコット総選挙」では、ブラウゴンの歴史にもドラマがあります。最高位は2023年の26位であり、最下位は2018年と2019年の51位という結果も残しています。これらの経験が、彼をさらに成長させてきたことでしょう。

他マスコットとの交流

ブラウゴンは他のJリーグのマスコットキャラクターとも積極的に交流を図っています。例えば、モンテディオ山形のディーオとはハーフタイムに障害物競走を行うなど、楽しいイベントが実施されています。水戸ホーリーホックのホーリーくんとも親しい関係で、PK対決も行なっています。また、いわてグルージャ盛岡のキヅールとは長い付き合いがあり、両者でPK対決を楽しむこともあります。

オンライン上ではV・ファーレン長崎のヴィヴィくんと紙相撲競争を行ったり、大分トリニータのニータンが秋田に来た際には共演する予定があったものの、悪天候により残念な結果に終わることもありました。

さらに広がる友愛の輪

その他のマスコットキャラクターとの交流も活発で、熊本のくまモンやクレヨンしんちゃんとも協力して様々なイベントに参加しています。くまモンは秋田の試合にも何度か訪れており、特に注目される場面も多かったです。また、2023年のダイハツダービーでは、カクシカが間もなく加入することが決まっており、ブラウゴンは強力な助っ人との共演を楽しみにしています。

このように、ブラウゴンは地域を越えて多くの仲間と共に活動し、地域密着型のキャラクターとしての役割を果たしています。これからのさらなる活躍に期待が高まります。

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