ブラストドーザー

『ブラストドーザー』（BLASTDOZER）は、1997年3[[月21日]]に任天堂から発売されたNINTENDO64用のアクションゲームです。開発はレアによるもので、任天堂がゲームバランスの調整を担当しました。

ゲームの概要

ゲームの舞台は、危険な化学物質「FK540」を搭載した無人トレーラーが誤って暴走してしまう世界です。プレイヤーは、制御不能なトレーラーを安全に停止させるため、その進路上の障害物を破壊し、進路を確保する役割を担います。また、トレーラーの安全処理のために6人の科学者を発見したり、汚染された建物の破壊や化学物質を中和する装置の起動、さらには生存者を保護するなど、多様なミッションが待ち受けています。

ゲームプレイは、巧妙に配置された障害物をどれだけ短時間で破壊できるかという点に重きを置いています。地形のちょっとした凹凸も、タイム短縮に大きな影響を与える要素となっています。また、爆弾を使って障害物を破壊したり、ブロックで隙間を塞ぐといったパズル要素も組み込まれています。

セーブ機能

ゲームには進行状況を保存する機能が搭載されていますが、コントローラパックを使用しない場合、一部の情報が保存できないため、コントローラパックを挿入してのプレイが推奨されています。

ゲームプレイの流れ

ゲームを始めると、地球が表示され、各地に点在するステージをクリアすることが求められます。クリアすると次のステージが解放され、様々な破壊活動を行うための機械に乗り換えながら進めていきます。メインステージ以外にも、タイムを競うタイムトライアルや乗用車での周回ステージもあり、これらを選択するためにはメインステージに隠された通信ベースを作動させる必要があります。

プレイヤーが使用する機械

ゲームでは、主に8種類の破壊用機械が登場します。

- ラムドーザー: 最初に使用するブルドーザー型の機械。
- スカイフォール: 高速で障害物を破壊できるバギーカー。
- バックラッシュ: 後輪の操作が難しい大型ダンプカー。
- バリスタ: ミサイルを装備した装甲二輪。
- サイドスワイプ: ハンマーを装備したスクレイパー。
- J-ボム: 空を飛びながら建物を破壊するロボット。
- サイクロンスーツ: 高速で動く小型ロボット。
- サンダーフィスト: 大型ロボットで、一部未完成の機体です。

ステージとミッション内容

ゲームには複数のメインステージがあり、それぞれに異なるミッションが設けられています。ステージ内容は、多様な障害物の破壊、科学者の捜索、トレーラーの進路確保といった様々な要素が含まれています。それに加えて、全ステージのクリア後には追加のミッションも用意されています。

例えば、宇宙ステージでは重力や摩擦係数が異なり、新たな挑戦が待ち受けています。さらに、タイムアタックや高難易度の「プラチナメダルチャレンジ」も用意されており、全てのステージで金メダルを獲得する必要があります。

キャラクターとチーム

ブラストドーザーは、陸軍の重車両開発チームによるプロフェッショナル集団であり、主要メンバーにはリーダーのアンバー、兵器設計を担当したクラーク、メカニックチーフのスパイク、元陸軍オペレーターのウェズリーがいます。彼らは政府からの依頼でこの任務を請け負っています。

発売とその後

『ブラストドーザー』は、発売以来、多くのファンに愛され続けています。日本では、2015年に「Rare Replay」というXbox One用ソフトに英語版が収録され、2024年にはNintendo Switch Onlineサービスでも日本語版がプレイ可能になる予定です。

このゲームは、力強いアクションと緻密なパズル要素が組み合わさった独特のゲーム体験を提供し、プレイヤーを引き込んでやみません。

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