ブランドン・フィネガン

ブランドン・カイル・フィネガンのプロフィール

ブランドン・カイル・フィネガン（Brandon Kyle Finnegan）は、1993年4月14日生まれのアメリカ合衆国・テキサス州フォートワース出身のプロ野球選手です。左投左打の投手として活躍し、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のシンシナティ・レッズに所属しています。

経歴

プロ入り前

フィネガンは2011年のMLBドラフトでテキサス・レンジャーズから45巡目（全体1374位）で指名されましたが、この時点では契約せず、テキサスクリスチャン大学に進学しました。大学時代の2013年には第39回日米大学野球選手権大会にアメリカ合衆国代表として参加し、来日経験もあります。

プロ入りとロイヤルズ時代

2014年のMLBドラフトでカンザスシティ・ロイヤルズから1巡目（全体17位）で指名を受け、6月28日に契約を結びます。入団後は傘下のA+級ウィルミントン・ブルーロックスとAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、13試合に登板（先発5試合）して0勝4敗、防御率1.33、26奪三振という成績を残しました。9月1日にメジャー初昇格を果たし、9月7日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビュー。これは2014年ドラフトの指名選手の中で最も早いデビューとなったのです。

メジャーリーグでは7試合に登板し、防御率1.29、10奪三振、与四球1と非常に安定した投球を見せました。同年、ロイヤルズは29年ぶりにポストシーズンに進出し、フィネガンもそのメンバーに名を連ねました。特にワイルドカードゲームでは、延長10回から投げ、チームの逆転勝利に貢献しました。

2015年、フィネガンはマイナーリーグで開幕を迎えましたが、4月25日にメジャーへ昇格し、14試合登板、防御率2.96、3勝無敗の成績を収めました。

レッズ時代

2015年7月26日、フィネガンはジョニー・クエトとのトレードでシンシナティ・レッズへ移籍しました。レッズでは先発として起用され、20試合に登板、防御率3.56、5勝2敗というスタッツを記録します。また、2016年にはメジャーリーグ3年目にしてフルシーズンの先発ローテーションに定着し、31試合に先発登板、防御率3.98、10勝11敗、145奪三振の成績を残しましたが、制球力には課題があり、リーグワースト2位の84四球を記録しました。

2019年3月28日にはDFAとなり、4月2日にはマイナー契約を結びAAA級ルイビル・バッツに配属されました。

詳細情報

・年度別投手成績（2018年度シーズン終了時）
・背番号：27（2014年 - 2015年途中）、31（2015年途中 - 同年終了）、29（2016年 - 2018年）

代表歴

フィネガンは第39回日米大学野球選手権大会にアメリカ合衆国代表として参加した経歴があります。

結論

フィネガンはそのキャリアを通じて多くの成績を残してきた注目の選手です。特にポストシーズンでのパフォーマンスやメジャーデビューの早さは彼の才能を示す証拠です。これからの活躍も期待されます。

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