ブレンダン・ロジャース (野球)

ブレンダン・オースティン・ロジャースについて

ブレンダン・オースティン・ロジャース（Brendan Austin Rodgers）は、1996年8月9日にアメリカ合衆国フロリダ州セミノール郡レイクメアリーで生まれたプロ野球選手であり、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のコロラド・ロッキーズで内野手としてプレーしています。右投げ、右打ちのロジャースは、その均整のとれたプレースタイルで注目を集めています。

経歴

ロジャースは2015年のMLBドラフトにおいて、コロラド・ロッキーズから1巡目（全体3位）で指名されました。彼の契約金は、球団の歴史の中で最高額となる550万ドルで、プロ入りの際の期待の大きさを物語っています。プロデビューは同年の傘下チーム、パイオニアリーグのルーキー級グランドジャンクション・ロッキーズで、37試合出場し、打率.273、3本塁打、20打点、4盗塁を記録しました。

翌2016年にはA級アッシュビル・ツーリスツでプレーし、110試合で打率.281、19本塁打、73打点、6盗塁を記録し、さらに成長を遂げました。2017年にはMLB.comによるプロスペクトランキングで、ロッキーズの組織内での評価が高まり、シーズン終了時には15位から9位に上昇し、組織内の1位に位置づけられました。当年はA+級ランカスター・ジェットホークスからAA級ハートフォード・ヤードゴーツに昇格し、合計89試合で打率.336、18本塁打、64打点を記録。さらに、オールスター・フューチャーズゲームにはアメリカ合衆国選抜として選出されました。

2018年にはAA級ハートフォードとAAA級アルバカーキ・アイソトープスで114試合出場し、打率.268、17本塁打、67打点、12盗塁の成績を残しました。この年もオールスター・フューチャーズゲームで選抜されるなど、将来のスター選手として期待されるプレーを続けました。

2019年、ロジャースはAAA級アルバカーキから開幕を迎え、5月17日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。フィラデルフィア・フィリーズとの試合で、「7番・二塁手」としてメジャーデビューを果たし、初打席で打点を記録しました。

選手としての特徴

ブレンダン・ロジャースは走攻守すべてにおいてバランスの取れた選手として知られ、過去にはロッキーズの顔でもあったトロイ・トゥロウィツキーと比較されることがあります。当初は課題とされていたパワーも徐々に成長しており、持ち味であるグラブ捌きと打球の反応の良さは、特に守備面での強みとなっています。スピードはそれほど突出していないものの、守備技術には定評があります。

詳細情報

年度別打撃成績（2023年度シーズン終了時）

• - 各年度の太字はリーグ最高成績を示しています。

年度別守備成績（2023年度シーズン終了時）

• - 各年度の太字はリーグ最高成績、また太字年はゴールドグラブ賞を受賞した年です。

表彰

• - ゴールドグラブ賞（二塁手部門）：1回（2022年）
• - オールスター・フューチャーズゲーム選出：2回（2017年、2018年）

背番号

• - 7（2019年 - 現在）

ブレンダン・ロジャースは、今後ますます成績を伸ばし続け、MLBの舞台で名を馳せる選手として期待される存在です。彼の活躍に注目が集まります。

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