ブロードリーフ

株式会社ブロードリーフ

株式会社ブロードリーフは、自動車業界特化型のパッケージシステムを開発し、販売する企業です。本社は東京都品川区にあり、JPX日経中小型株指数にも名を連ねています。これまでの歴史を振り返ると、2005年にアイ・ティー・エックス株式会社が翼システムのパッケージソフト事業を譲受し、アイ・ティー・エックス翼ネットが設立されたことから始まりました。そして2006年に社名を株式会社ブロードリーフに変更し、さらなる成長の道を歩み始めます。

2009年には、カーライル・グループの支援を受けてシー・ビーホールディングスが設立され、ブロードリーフはその子会社となりました。その後、シー・ビーホールディングスによる吸収合併を経て、再び株式会社ブロードリーフとしてスタートを切りました。2013年には東京証券取引所1部に上場し、若い企業ながらも着実な成長を遂げました。

ブロードリーフは、自動車市場のニーズに応えるべく、2014年には「街のカーウンセラー」として認定される店舗をオープンするなど、地域密着型のサービス展開も行っています。2015年にはフィリピンに子会社を設立し、海外展開にも積極的です。また、2017年には先端技術の研究開発を専門とする子会社、株式会社SpiralMindを設立し、IT技術の向上に注力しています。

2018年には、AI機能を装備した新商品「SF.NS3Ai」を発表し、デジタルビジネスプラットフォームである「Broadleaf Cloud Platform」の提供を開始しました。このような革新的な商品展開により、さらに市場の期待に応える姿勢を見せています。

さらに、2019年には業務最適化に特化した「OTRS」ソフトウェアのOEM契約を結び、世界60カ国への導入を果たしました。そして、ブロックチェーン技術を駆使した中古車市場への新しいアプローチとして、Shelf APに対してデジタルプラットフォームの提供も開始しました。

2021年には、自動車整備業向けクラウドサービス「Maintenance.c」が機能を強化された上で本格的にリリースされ、鈑金業向けの新サービス「Repair.c」も併せて展開されました。このように、ブロードリーフは持続的な成長とともに、自動車業界のデジタル化に寄与する製品とサービスの開発に力を注ぎ続けています。これからも、新たな市場開拓と技術革新を通じて、自動車業界の変化に迅速に対応する企業として注目されることでしょう。

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