株式会社ベルニクスについて
株式
会社ベルニクスは、
埼玉県さいたま市の南区根岸に本社を構える
企業で、先端的な電源技術を扱っています。特に、DC-DCコンバータなどの高性能な電源製品に特化し、国内外での代理店業務やOEM供給なども展開しています。
会社名は「Bellnix」として広く知られています。
この
企業の従業員数は、92名が本社に、173名が協力工場に在籍しています。本社やテクニカルセンターは
さいたま市南区根岸に集中しており、ここでの研究開発や製造が行われています。特にテクニカルセンターは、技術的な革新と製品の開発・検証の拠点となっています。
沿革
株式
会社ベルニクスは
1978年に鈴木正春により設立されました。当初は
浦和市根岸に位置し、ミニコンピュータの応用製品の設計と開発を行いました。設立当初の資本金は200万円でした。
1983年には、事業の拡大に伴い工場を大宮市片柳に移転しました。さらに
1987年に
浦和市根岸へ再び移転し、その後
1989年には新たな本社ビルを根岸に建設しました。
1994年には第二工場も同住所に設立され、
2007年には新工場および研究棟が完成し、研究開発体制が強化されました。
国際展開も行っており、
2009年にはアメリカ・サンノゼにBellnix Americaを設立しました。
2010年にはドイツミュンヘンで開催されたElectronica2010にも参加しました。
2015年には新たなテクニカルセンタービルを完成させ、特に同年2月には世界初の非接触給電による電動自転車の実証実験に成功しました。
所在地
製品情報
株式
会社ベルニクスが扱っている製品には、以下のものがあります:
- - DC-DCコンバータ用MCM-IC
- - POL DC-DCコンバータ
- - 絶縁型 DC-DCコンバータ
- - 中高圧 DC-DCコンバータ
- - AC-DC電源
- - 特注電源
また、同社は幅広い分野での設計実績があり、以下のような製品を開発しています:
- - 短距離ミサイル用DC-DCコンバータ
- - N-IIロケット用放射線観測用高圧電源
- - 成田国際空港管制レーダー用電源システム
- - ニュートリノ観測用高電圧電源
- - 東海道・上越・東北新幹線列車無線用電源装置
- - 南極昭和基地レーダー用高圧電源
このように、株式
会社ベルニクスは、電源分野における技術の向上に努めている
企業であり、その確かな技術力と多様な製品ラインナップが評価されています。