ペイトン・プリチャード

ペイトン・プリチャード：セルティックスを支えるPG

ペイトン・マイケル・プリチャード（Payton Michael Pritchard、1998年1月28日 - ）は、アメリカ合衆国オレゴン州テュアラティン出身のプロバスケットボール選手。
NBAのボストン・セルティックスに所属し、ポイントガードとして活躍しています。

キャリア

カレッジ

オレゴン大学で4年間プレーし、着実に成長。
2年生の時にはPac-12のセカンドチームに選出され、3年生時にはネイスミス賞のファイナリストにも名を連ねるなど、その才能を開花させました。

ボストン・セルティックス

2020年のNBAドラフトで、ボストン・セルティックスから1巡目全体26位で指名を受け、NBA選手としてのキャリアをスタートさせました。
セルティックスとは4年総額1,050万ドルのルーキー契約を結び、チームの一員として歩み始めます。

2020-21シーズン

プレシーズンゲームでプロデビューを飾り、17得点を記録。
シーズン中には決勝点となるレイアップを決めたり、自身初のスターター出場を果たすなど、貴重な経験を積みました。
オクラホマシティ・サンダー戦ではシーズンハイとなる28得点をマークしました。

2021-22シーズン

サマーリーグでは平均17得点、8アシストを記録し、オールサマーリーグファーストチームに選出。着実に力を伸ばしました。
チームはNBAファイナルに進出するも、ゴールデンステート・ウォリアーズに敗れ、優勝はなりませんでした。

2022-23シーズン

シーズン最終戦で自身初のトリプル・ダブル（30得点、14リバウンド、11アシスト）を達成し、チームを勝利に導きました。
プレーオフでは出場機会に恵まれず、シーズン終了後にトレードを要求する場面もありました。

2023-24シーズン

セルティックスとの4年総額3,000万ドルの延長契約に合意。
シャーロット・ホーネッツ戦で32得点、11アシストを記録すると、続くワシントン・ウィザーズ戦ではシーズンハイとなる38得点を記録するなど、目覚ましい活躍を見せました。
NBAファイナルでは自身初となるNBAチャンピオンを獲得しました。

2024-25シーズン

ポートランド・トレイルブレイザーズ戦でキャリアハイとなる43得点を記録。
チームメイトと共に1試合で2人同時に40得点以上を記録するというNBA史上初の快挙を達成しました。
ベンチ出場におけるシーズン通算3P成功数のNBA記録を更新、シックスマン賞を受賞するなど、キャリア最高のシーズンを送りました。

代表歴

2015年FIBA 3x3 U18世界選手権にアメリカ代表として出場。
2016年のナイキ・フープ・サミットではUSAナショナルセレクトチームのメンバーとして出場しました。


ペイトン・プリチャードは、着実な努力と才能でNBAでの地位を確立し、セルティックスの勝利に貢献しています。
今後の更なる活躍が期待される注目の選手です。

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