ホセ・ビスカイーノ

ホセ・ルイス・ビスカイーノ・ピメンタル（José Luis Vizcaíno Pimental, 1968年3月26日 - ）は、ドミニカ共和国サン・クリストバル州サン・クリストバル出身の元プロ野球選手（内野手）です。右投両打の選手として、メジャーリーグで活躍しました。また、息子のホセ・ビスカイーノ・ジュニアもプロ野球選手として活躍しています。

経歴

1986年にロサンゼルス・ドジャースと契約し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。1989年にメジャーデビューを果たし、その後、シカゴ・カブスへ移籍。1993年にはレギュラーの座を獲得し、打率.287、54打点を記録しました。翌1994年にはニューヨーク・メッツへ移籍し、1995年には遊撃手としてナショナルリーグ1位の守備率.984を記録。1996年にはクリーブランド・インディアンスへ途中移籍し、2球団合計で自己最多となる161安打を放ちました。

2000年にはニューヨーク・ヤンキースへ途中移籍し、メッツとのワールドシリーズ第1戦、延長12回裏にサヨナラ安打を放ちました。この試合は、シリーズ史上最長試合として記録されています。2002年にはヒューストン・アストロズでプレーし、この年、唯一となる打率3割（.303）を記録しました。

引退後は、ドジャースのGM特別補佐を務め、チームをサポートしました。

プレースタイル

スイッチヒッターとして、左右両打席から高い打撃技術を発揮しました。内野手として、遊撃手をはじめとする複数のポジションをこなせるユーティリティ性も持ち合わせていました。堅実な守備と勝負強い打撃で、チームに貢献する選手でした。

年度別打撃成績

（年度別打撃成績は省略）

背番号

44（1989年 - 1990年）
16（1991年 - 1993年）
15（1994年 -1996年途中）
10（1996年途中 - 1998年途中、2001年 - 2006年途中）
5（1998年途中 - 1999年）
7（2000年 - 同年途中）
13（2000年途中 - 同年終了、2006年途中 - 同年終了）

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 V
* ドミニカ共和国出身のメジャーリーグベースボール選手一覧

もう一度検索