ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!

ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出！：4DXで体感する極限の恐怖

2016年1月16日、日本映画史に新たな1ページが刻まれた。それは、日本初の4DX専用ホラー映画『ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出！』の公開である。本作は、廃校を舞台に、女子高生アイドル3人と、その撮影に携わるスタッフたちが、想像を絶する恐怖に遭遇する様を描いた作品だ。

物語は、数々の都市伝説が囁かれる廃校で始まる。人気急上昇中の女子高生アイドルグループが、生中継による肝試し企画に挑戦する。当初はバラエティ番組さながらの軽妙な雰囲気で進行していた企画も、突如現れた学校の番人の出現によって一変する。彼は、見世物小屋の主のような奇抜な姿で、アイドルグループと撮影隊に襲いかかる。

最初はいたずら程度に考えていた撮影隊も、番人の激しい投石攻撃に困惑。廃校内に逃げ込むも、番人は刃物を持って外から監視を続ける。事態の深刻さを悟ったディレクターの田代は焦燥感を募らせる。肝試しのはずが、廃校の様々な仕掛けが、次々と地獄の装置と化していくのだ。

本作の最大の特徴は、4DX専用映画であるという点だ。ユナイテッド・シネマと韓国の4DXチームとの綿密な連携により、観客は映画の恐怖を五感で体感できる。シートの振動、風、水しぶき、そして突如襲いかかる様々な効果によって、まるで自分が映画の世界に飛び込んだかのような錯覚に陥る。キャッチコピーである「お前も、オブジェにしてやろうか？」が示すように、観客は恐怖のオブジェとして、体験の中に取り込まれていくことになるだろう。

白石晃士監督が、監督・脚本・撮影を務め、個性豊かなキャスト陣が物語を彩る。アイドルグループを演じる岡本夏美、渡辺恵伶奈、松本妃代をはじめ、白石晃士監督自身がディレクター役で出演。そして、不気味な番人を演じる大迫茂生など、実力派俳優陣が恐怖の世界を作り上げている。特殊造形、音響効果、ヘアメイクなど、細部に至るまでこだわった作り込みも本作の魅力の一つだ。

『ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出！』は、単なるホラー映画ではない。4DX技術を駆使した革新的な作品であり、観客参加型の体験型エンターテインメントと言えるだろう。廃校という閉鎖的な空間、予測不能な展開、そして4DXならではの没入感。これらの要素が三位一体となり、未体験の恐怖を観客に提供する。劇場で、その極限の恐怖を体感してみてはいかがだろうか？

スタッフ

監督・脚本・撮影：白石晃士
プロデューサー：石山成人、青木基晃、相良直一郎
ラインプロデューサー：小谷不允穂
撮影助手：野尻嘉昭
ドローン：城田道義
録音：山本タカアキ
特殊造形：土肥良成
ヘアメイク・衣装：村木アケミ
キャスティング：森正祐紀
編集：宮崎歩
音響効果：渋谷啓介
制作：妙円寺洋輝、菊地透
製作：「ボクソール★ライドショー」製作委員会
協力：ユナイテッド・シネマ
制作：Uhuru Films
製作協力：ダブ
配給・宣伝：KICCORIT

キャスト

ナツミ：岡本夏美
エレナ：渡辺恵伶奈
キヨ：松本妃代
田代：白石晃士
番人：大迫茂生
* 巨大女：久保山智夏

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