ボン・リブラン

株式会社ボン・リブランの紹介

株式会社ボン・リブランは、1963年に富山県富山市で設立された食品製造業者です。創業者の松井信夫氏は、富山県初の生クリームを使用した逸品の製造・販売を開始し、ケーキ屋『オリエント製菓』を立ち上げました。その後、1967年に『リブラン』という名のもとに1号店をオープンし、以来、独自のブランドを展開し続けています。

本社は富山県富山市南央町に位置し、1988年には新本社工場を富山市南央町に竣工しました。資本金は1,000万円で、現在210人の従業員が活躍しています。リブランは主に、洋菓子や和菓子、パンの製造・販売を行っており、地域に根ざした特色ある商品の開発に力を入れています。

主な商品ラインナップ

ボン・リブランが展開する主な商品には、甘金丹と富也萬があります。これらは1989年に発売されて以来、富山県を代表する銘菓として親しまれています。

• - 甘金丹（かんこんたん）：このお菓子は、スポンジ生地にカスタードクリームを包み込んだものであり、越中富山の伝統的な薬・反魂丹をイメージしています。

• - 富也萬（とやまん）：北海道産の小豆餡をパイ生地で包んだ逸品で、これに生クリームを追加した「生富也萬（なまとやまん）」という姉妹商品も展開しています。

いずれも、外観デザインやネーミングは「くすりの富山」を意識したものであり、地元の文化を反映しています。発売当初の価格は、甘金丹1個120円、8個入り1,000円、12個入り1,500円、16個入り2,000円でした。また、同社は1965年に富山県初の生クリームケーキ『ハワイアン』を発売し、その数年後にはトヨタ自動車の車名を冠した『クラウン』というドーム型ケーキも登場させました。特に『クラウン』は、現在でも人気の商品の一つとなっています。

直営店舗の紹介

リブランは富山県内に複数の直営店舗を展開しており、特に富山市には栄町総本店を含む9店舗があります。これらの店舗では、リブランの多彩な商品を直接購入することができます。以下は一部の直営店舗の一覧です：

• - 富山市

- 栄町総本店
- 豊田北本店
- 五福店
- 空港通り店
- 赤田店
- 婦中店
- とやマルシェ店
- アピタ富山店
- アピタ富山東店
- アル・プラザ富山店（フューチャーシティ・ファボーレ1階）

• - 高岡市

- パティスリーシュシュイオンモール高岡店

• - 砺波市

- MEGAドン・キホーテUNY砺波店

• - 射水市

- アル・プラザ小杉店

• - 氷見市

- 氷見プラファ店

• - 魚津市

- MEGAドン・キホーテUNY魚津店

さらに、ヴェルフヲンスという別ブランドの店も2店舗展開しており、石川県にも2つの店舗があります。

まとめ

株式会社ボン・リブランは、富山県の地元産業を支える食品製造企業として、甘いお菓子やケーキの製造販売に邁進しています。地域の伝統や文化を大切にした商品展開と、質の高い製品提供により、多くの人々に愛されるブランドとして成長を続けています。

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