ボートピア梅田

ボートピア梅田

ボートピア梅田（ボートピアうめだ）は、大阪市北区の堂山町にある競艇場外発売場です。2007年3月16日に大阪府内で初の競艇場外発売場としてオープンしました。この施設は競艇ファンにとっての重要な拠点となり、数々のレースが行われています。

発売レースの種類

ボートピア梅田では、住之江競艇場や尼崎競艇場のレースをはじめ、桐生競艇場での全競走やSG競走など、さまざまなレースの舟券が購入可能です。さらに、全国の競艇場におけるGI競走、ナイター競走も販売されており、1日の最大発売競艇場数は6つ、合計48競走に上ります。特に、2011年5月からは桐生のレースもナイターとして全面的に販売されるようになり、ファンはより多様な選択肢から舟券を楽しむことができるようになりました。2016年度の売上は286億円を超え、全国でのボートピアの中でもトップクラスの実績を誇ります。

発売時間

レースの発売時間は、ナイター競走だけが対象の場合は14時から、昼間の競走もおこなわれる日は10時からスタートします。このように、ファンは自分のライフスタイルに合わせた時間にレースを楽しむことができます。

フロア構成

ボートピア梅田は地上10階、地下2階の構造で、ファンが利用できるフロアは多様です。具体的には、1階にはインフォメーションやカフェ、イベントスペースがあります。2階から5階までは一般投票フロア、6階にはB有料フロア、7階にはA有料フロアがあり、グループシートや少人数向けシートも用意されています。8階には在席投票フロア、9階にはロイヤルシートとペアシートがあり、それぞれ異なる料金体系が設けられています。特に有料フロアでは、飲み物サービスや競艇専門紙の提供があり、快適にレース観戦を楽しむことができます。なお、B有料フロアへのアクセスは1階のインフォメーションで行え、そのほかの有料フロアは各階で直接チケットを購入可能です。

再発売システムと特典

昼間開催とナイター競走が併売される日は、昼間の競走終了後、空席があれば半額で再発売されることもあります。また、早めに退席すれば「有料席 無料招待補助券」を取得でき、特定の回数が貯まることで無料招待されるサービスも提供されています。さらに、住之江競艇場の有料席の前売り販売もおこなわれています。

設備とサービス

一般投票フロアには喫煙ブースを除いて座席がありませんが、4階には軽食や飲料、競艇ニュースの予想紙が販売される売店があります。なお、アルコールの販売はしておらず、持ち込みも禁止されています。

特別イベントとアクセス

2012年には増床工事が行われ、1階にイベントスペース「うめぼー広場」が新設され、ゆかりのイベントが開催されています。また、ボートピア梅田のマスコットキャラクターには「うめぼー」と「うめぴー」がいます。ボートピア梅田へのアクセスは非常に便利で、阪急やJR、Osaka Metroの駅から徒歩数分で到着できます。周辺には警備員も配置されており、混雑時もスムーズに入場できる体制が整っています。

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