マイク・ボーディック

マイケル・トッド・ボーディック

マイケル・トッド・ボーディック（Michael Todd Bordick, 1965年7月21日 - ）は、アメリカ合衆国ミシガン州出身の元プロ野球選手。ポジションは遊撃手で、右投右打。

現役時代

1986年にオークランド・アスレチックスと契約しプロ入り。1990年にメジャーデビューを果たす。1992年には遊撃手のレギュラーに定着し、打率.300を記録。これは彼にとって唯一の3割打率シーズンとなった。

1997年、ボルチモア・オリオールズへ移籍。カル・リプケン・ジュニアが三塁手に転向した後、遊撃手のポジションを任される。2000年前半は打撃が好調で、オールスターゲームに初選出。しかし、その直後の7月にはニューヨーク・メッツへトレード。故障でシーズンを絶望視された正遊撃手レイ・オルドニェスの代役として、ワールドシリーズ進出に貢献した。

2001年には古巣オリオールズに復帰し、2年間プレー。2002年には、レイ・オルドニェスが保持していた遊撃手の連続無失策記録を更新し、最終的に110試合まで記録を伸ばした。

2003年はトロント・ブルージェイズでプレーし、この年を最後に現役を引退。

引退後

引退後は、ブルージェイズ傘下マイナーの巡回コーチや、オリオールズ傘下マイナーの得点コーディネイターを歴任。2011年にはオリオールズの球団殿堂入りを果たした。2012年から2020年までの9年間は、オリオールズの地元局MASNで解説者を務めた。

プレースタイル

ボーディックは、堅実な守備が持ち味の選手として知られている。最多補殺を3回記録し、遊撃手としての通算守備率は.981を誇る。

詳細情報

MLBオールスターゲーム選出：1回（2000年）
背番号：46（1990年 - 1992年途中）、14（1992年途中 - 2000年途中、2001年 - 2002年）、17（2000年途中 - 同年終了）、16（2003年）

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