マイク・メイヤーズ

マイケル・マイヤーズ：MLBを渡り歩く右腕

マイケル・クリストファー・マイヤーズ（Michael Christopher Mayers）は、1991年12月6日生まれのアメリカ合衆国出身のプロ野球選手（投手）です。右投右打であり、現在はMLBのトロント・ブルージェイズ傘下に所属しています。

プロ入りとカージナルス時代

2013年のMLBドラフト3巡目（全体93位）でセントルイス・カージナルスから指名されプロ入りを果たしました。プロデビュー後は、ルーキー級からAAA級まで着実にステップアップ。2015年には胸郭出口症候群の手術で一時戦線離脱を余儀なくされましたが、2016年にはメジャー契約を結び、7月24日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビューを果たしました。

しかし、デビュー戦では1.1回を9失点とほろ苦い結果に。その後もメジャーとマイナーを行き来するシーズンが続きました。2018年には50試合に登板し、2勝1敗1セーブ、防御率4.70を記録しましたが、2019年8月にはDFAとなり、マイナー契約でAAA級へ配属。同年9月に再びメジャー契約を結びましたが、同年オフにウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍しました。

エンゼルス時代

エンゼルスでは、2020年に29試合に登板し、2勝0敗2セーブ、防御率2.10と安定した成績を残しました。2021年には72試合に登板し、5勝5敗2セーブ、防御率3.84を記録。しかし、2022年は不調に苦しみ、5月26日にDFAとなると、6月3日にマイナー契約で傘下のAAA級へ配属されました。その後、メジャー再昇格を果たしましたが、同年オフにFAとなっています。

ロイヤルズ、ホワイトソックス傘下時代

2022年12月22日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結びました。2023年はAAA級で開幕を迎え、5月にメジャー契約を結びましたが、6月には再びDFAとなり、マイナー契約でAAA級へ。同年7月には金銭トレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍しましたが、同年オフにFAとなりました。

ブルージェイズ傘下時代

2024年3月19日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングには招待選手として参加しています。

投球スタイル

マイヤーズは、平均150km/hを超えるフォーシームとスライダー、カッターをバランス良く投げ分けます。最速は2018年に計測した約160.6km/h。力強い速球と多彩な変化球で打者を打ち取る本格派右腕です。

MLBでの実績を引っ提げ、新天地ブルージェイズでの活躍を目指すマイケル・マイヤーズ。今後の活躍に注目が集まります。

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