マイク・ラム (1975年生の内野手)

マイク・ラム：多様な球団を渡り歩いたユーティリティ内野手

マイク・ラム（Michael Robert Lamb , 1975年8月9日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のプロ野球選手でした。内野手として、右投左打で活躍しました。

プロ入りとメジャーデビュー

1997年、ラムはテキサス・レンジャーズからドラフト7巡目で指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。そして、2000年4月23日に念願のメジャーデビューを果たしました。

移籍と活躍

2004年1月5日、ホセ・ガルシアとのトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍。しかし、その年の3月25日には、フアン・デレオンとのトレードでヒューストン・アストロズへ再び移籍しています。

2006年は、規定打席には届かなかったものの、打撃は好調でした。主に一塁手、三塁手として出場し、時には二塁手もこなすなど、ユーティリティ性を見せながら126試合に出場。打率.307、出塁率.361、22二塁打、12本塁打と、自己ベストに近い記録をマークしました。

2007年12月14日には、ミネソタ・ツインズと2年契約でFA移籍。強打の三塁手として期待されました。

2008年は、ニック・プントが二塁手にコンバートされたため、ブライアン・ブッシャーらと共に、正三塁手の座を争うことになりました。しかし、9月4日に解雇され、ミルウォーキー・ブルワーズと契約しました。

2009年4月25日にはニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、2010年1月11日にフロリダ・マーリンズとマイナー契約を結びました。2010年4月3日にはメジャー昇格を果たしましたが、5月6日にはDFAとなっています。

2011年6月22日にはニューヨーク・ヤンキースと再びマイナー契約を結びました。

プレースタイル

ラムはパンチ力のある打撃が魅力で、アストロズ時代には控え選手ながらも、2004年から4年連続で2桁本塁打を記録しました。また、アベレージも残せるため、代打としての起用も多くありました。

年度別打撃成績

（2010年度シーズン終了時）

MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cubeなどで、ラムの通算成績や詳細な情報を確認できます。

マイク・ラムは、そのユーティリティ性とパンチ力で、多くの球団で重宝された選手でした。

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