マイク・レドモンド

マイケル・パトリック・レドモンドについて

マイケル・パトリック・レドモンド（通称: マイク・レドモンド）は、1971年5月5日にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルで生まれた元プロ野球選手です。捕手としての技術が高く評価され、選手としてだけでなく、指導者としてものちに活躍することになります。彼は右投右打の選手で、現役引退後は、メジャーリーグベースボール（MLB）のコロラド・ロッキーズでベンチコーチとしてチームを支えています。

プロ入りと選手としてのキャリア

1992年、レドモンドはフロリダ・マーリンズと契約してプロの道を歩み始めました。1998年5月31日にはメジャーデビューを果たし、そのシーズンには37試合に出場し、118打数で打率.331、2本塁打、12打点を記録しました。この素晴らしい成績は、彼がメジャーリーグの捕手として十分に通用する選手であることを証明しました。

翌1999年には87試合に出場し、打率は.302に達しました。2003年には、正捕手のイバン・ロドリゲスをバックアップしつつ、ワールドシリーズ優勝を果たす経験をし、この瞬間は彼のキャリアの中でも特に大きなものとなりました。2004年オフにはフリーエージェント（FA）となり、ミネソタ・ツインズと契約。2009年には、スター捕手のジョー・マウアーが怪我で離脱した際、その穴を埋める重要な役割を果たしました。

2010年にはクリーブランド・インディアンスと1年契約を結びましたが、同年7月には戦力外通告を受け、10月4日に現役引退を発表しました。

指導者としての道

現役引退後、レドモンドはトロント・ブルージェイズ傘下のA級チーム、ランシング・ラグナッツの監督に就任し、指導者としてのキャリアをスタートさせました。2013年からは彼の古巣であるマーリンズの監督に就任。3年間の契約を結び、チームの指揮を執ることになりますが、2015年5月18日に成績不振を理由に解任されました。

その後、2017年シーズンからはコロラド・ロッキーズにてベンチコーチとして役割を持つようになり、その経験を生かして選手たちの成長を助けています。

成績と背番号

レドモンドの通算成績には、捕手としての主力の他、一塁手、三塁手としての出場経験も含まれています。彼の背番号は、52（1998年 - 2004年および2010年）、55（2005年 - 2009年）、11（2013年 - 2015年、2017年 - 現在）となっており、これらの番号が彼のキャリアを象徴しています。

まとめ

レドモンドは、多才なアスリートとしての側面を持ち合わせているだけでなく、選手を指導する立場でも活躍しています。彼のキャリアは、現役選手としての成功、引退後の指導者としての挑戦と成長の両方が詰まっています。今後の彼の活動にも期待が寄せられています。

もう一度検索