マイケル・クルース

マイケル・R・クルース

マイケル・R・クルース（Michael R. Crouse, 1990年11月22日 - ）は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ポートムーディ出身のプロ野球選手。

右投右打の外野手として、アメリカン・アソシエーションのミルウォーキー・ミルクメンに所属しています。父はNFLとCFLで活躍したレイ・クルース。

プロ入り前

センテニアル高等学校では、アメリカンフットボールと野球を両立していましたが、最終的に野球に専念することを選択しました。

プロ入り後

2008年のMLBドラフトで、トロント・ブルージェイズから16巡目（全体489位）で指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビューを果たし、2008年のAAA世界野球選手権大会ではカナダ代表として出場しました。

2010年にはA級ランシング・ラグナッツで右翼手としてプレーし、着実にステップアップ。

2011年にはIBAFワールドカップとグアダラハラパンアメリカン競技大会のカナダ代表に選出され、国際舞台での経験を積みました。

2012年はA+級ダニーデン・ブルージェイズでプレーしましたが、2014年オフにブルージェイズを解雇されています。

独立リーグ時代

2015年、アトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズと契約し、独立リーグでのプレーを開始。2016年にはニューブリテン・ビーズへ移籍し、2チーム合計で打率.287、10本塁打、67打点、61盗塁という好成績を記録しました。

2017年にはWBCカナダ代表に選出。ニューブリテン・ビーズでは、打率.261、20本塁打、68打点、40盗塁と更なる活躍を見せました。

メキシカンリーグ時代

2018年からはメキシカンリーグに挑戦し、プエブラ・パロッツ、ラグナ・ユニオン・コットンファーマーズに所属しました。

再び独立リーグへ

2019年、アトランティックリーグのサマセット・ペイトリオッツへ移籍。その後、アメリカン・アソシエーションのシカゴ・ドッグスへ。

2020年は打率.262、10本塁打、30打点、20盗塁、2021年は打率.277、13本塁打、64打点、33盗塁を記録。

2022年はシーズン途中にウィニペグ・ゴールドアイズへ移籍し、2023年からはミルウォーキー・ミルクメンでプレーしています。

2023年6月にはサンティアゴパンアメリカン競技大会予選のカナダ代表にも選出され、国際舞台でもその実力を発揮しています。

代表歴

2008年 AAA世界野球選手権大会 カナダ代表
2011年 IBAFワールドカップ カナダ代表
2011年 パンアメリカン競技大会 カナダ代表
2017年 ワールド・ベースボール・クラシック カナダ代表
* 2023年 パンアメリカン競技大会予選 カナダ代表

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