マイナちゃん

マイナちゃん：マイナンバー制度をPRするウサギの妖精

マイナちゃんは、デジタル庁のマイナンバー（個人番号）制度のPRキャラクターとして活躍しています。その愛らしい姿は、国民にマイナンバー制度を身近に感じてもらい、理解を深めることを目的としています。

プロフィール

名前: マイナちゃん（マイナンバーカードには「マイナ」と記載）
誕生日: 5月24日（番号法成立日）
性別: 女の子
年齢: 秘密
性格: 明るく好奇心旺盛で楽天的
好物: ラーメン
設定: 昔から日本に住むシロウサギの妖精
家族構成: マイナパパ、マイナママ、マイナベイビー

多様なラインナップ

マイナちゃんには、様々なバリエーションが存在し、それぞれが異なる役割を担っています。

マイナンばあちゃん: マイナンバー制度の生き字引。マイナちゃんにアドバイスを送る。
マイナパパ: マイナちゃんの父。誕生日はマイナちゃんと同じ5月24日。
マイナママ: マイナちゃんの母。
マイナベイビー: マイナちゃんの弟または妹。

誕生の背景

マイナンバー制度への国民の関心を高めるため、内閣府が広報用ロゴマークを一般公募し、その愛称として「マイナちゃん」が選ばれました。マイナンバーを連想しやすい名称であること、ロゴマークのウサギの親しみやすさが評価されました。マイナンバーが「1人に1つ」であることを示すため、目や耳がアラビア数字の「1」にデザインされています。

メディア展開とイベント

2015年からTVCMへの登場を皮切りに、マイナちゃんのメディア展開が本格化しました。ゆるキャラグランプリなどのイベントにも参加し、着ぐるみ姿でマイナンバー制度をPRしています。2015年10月5日には、マイナンバー制度の施行開始に合わせて、マイナちゃんが神奈川県横浜市の一日市長に任命され、街頭でのPR活動を行いました。また、多くの自治体や団体がマイナちゃんのラッピング車両を運行し、マイナンバーカードの普及に努めています。

CM

CMに登場するマイナちゃんは、着ぐるみやパペット、アニメーションなど、様々な形態で表現されています。2024年のデジタル庁のCMでは、白組が制作した3DCGのマイナちゃんが登場しました。

応援ソング

2016年には、女性アイドルグループALLOVERがマイナちゃんの応援ソング「いつでもどこでもマイナちゃん」を自主制作し、マイナンバー制度ラッピング列車の報道公開で披露しました。

類似キャラクター

マイナちゃんに似たキャラクターとして、「11桁うさぎ」が挙げられることがあります。「11桁うさぎ」は、携帯電話番号の11桁化の際に郵政省が使用していたキャラクターですが、デジタル庁は「流用や模倣ではない」と説明しています。

声優と俳優

マイナちゃんの声優は、動画によって異なりますが、2022年以降は小倉唯が担当しています。また、合成音声による動画も制作されており、VOICEVOXのずんだもんの音声が使用されています。着ぐるみは、舘ひろし、深川麻衣、新庄剛志などが着用しています。

マイナちゃんは、マイナンバー制度をより身近に感じてもらうための、デジタル庁の重要な広報戦略の一環として、今後も様々な活動を通じて国民に親しまれていくことでしょう。

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