マイ・ジェネレーション (甲斐バンドのアルバム)

甲斐バンドの6thアルバム『マイ・ジェネレーション』は、1979年にリリースされました。シングル『HERO（ヒーローになる時、それは今）』の発表後、初めて発売されたオリジナルアルバムであり、当時ベーシストであった長岡和弘が在籍していた頃の最後のアルバムとなりました。

本作のレコーディングには、なんと700時間もの膨大な時間が費やされており、甲斐バンドの音楽に対する情熱と、このアルバムにかける意気込みが窺えます。

収録曲は以下の通りです。

オリジナル

Side-A
1. 三つ数えろ
2. 感触（タッチ）
ストリングス編曲：瀬尾一三
3. 港からやってきた女
ストリングス編曲：椎名和夫
4. 街路
作曲：甲斐よしひろ
5. 100万＄ナイト

Side-B
1. 異邦人の夜（シスコ・ナイト）
ストリングス編曲：椎名和夫
2. 特効薬
3. 噂
4. グルーピー
作詞：五業昌晶・甲斐よしひろ・松藤英男、作曲：松藤英男
5. 熱狂（ステージ）
ストリングス編曲：椎名和夫

2007年にはリマスター紙ジャケ盤もリリースされています。こちらにはボーナストラックとして、以下の2曲が追加収録されています。

2007年リマスター紙ジャケ盤 Bonus Track

1. 荒馬
2. 安奈 (TV MIX)
* 弦編曲：石川鷹彦

『マイ・ジェネレーション』は、甲斐バンドの音楽性の幅広さと深さを感じさせる作品であり、70年代の日本のロックシーンを代表するアルバムの一つと言えるでしょう。特に、ストリングスアレンジを効果的に使用した楽曲群は、彼らの音楽に新たな彩りを加えています。

このアルバムは、甲斐バンドの歴史においても重要な位置を占めており、彼らの音楽を語る上で欠かせない作品です。

もう一度検索