マキノ駅

マキノ駅：琵琶湖のほとりに佇む、便利な交通拠点

駅の概要

マキノ駅は、滋賀県高島市マキノ町西浜神田に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）湖西線の駅です。駅番号はJR-B12。琵琶湖のすぐそばにあり、美しい景観を望むことができます。近年は観光客の増加に伴い、利便性の向上が図られています。

歴史

1974年、湖西線の開通と同時に開業しました。当初は無人駅でしたが、利用客の増加により、1996年には新快速の停車駅となり、その後も停車本数が増加しています。2019年には簡易委託駅となり、窓口での対応も可能になりました。駅名の由来は、開業当時の所在自治体であるマキノ町です。このカタカナ表記の駅名は、開業当時、ニセコ駅（北海道）に次いで珍しいものでした。

駅構造

マキノ駅は、相対式ホーム2面2線を有する高架駅です。かつては両渡り線がありましたが、2020年3月に撤去されました。現在では、最大8両編成の列車が停車します。改札口は1ヶ所。駅舎内トイレは閉鎖されていますが、駅前にバリアフリー対応の公衆トイレが整備されています。

管理駅は堅田駅で、簡易委託駅として窓口と自動券売機が設置されています。ただし、クレジットカードや高額紙幣は利用できません。自動改札機はありませんが、ICOCAなどのICカードは利用可能です。駅にはレンタカー営業所（JR駅レンタカー）と観光案内所も併設されていますが、冬季（12月29日～2月末日）は休業します。

ダイヤ

日中は敦賀発着の新快速が上下線とも1時間に1本停車します。朝晩は、敦賀発着の快速や、永原・近江今津発着の普通列車も運行されています。過去の運行状況としては、永原駅を始終着とする新快速や普通列車（京都発着）が設定されていましたが、新快速は1往復のみでした。また、近江今津発着の普通列車は、かつては気動車でしたが、現在は交直流電車が運行されています。

利用状況

近年、マキノ駅の利用客数は増加傾向にあります。詳細な数値は滋賀県統計書を参照ください。

駅周辺

駅周辺には、国道161号湖北バイパス、滋賀県道54号海津今津線、マキノピックランド（農業公園）、メタセコイア並木、高木浜水泳場、宿泊施設などがあります。駅北側には中学校、運動公園、工業団地があり、南側は琵琶湖に面しています。

主要施設

マキノ郵便局
マキノ物産会館
マキノ駅前診療所
マキノサニービーチ 高木浜（オートキャンプ場併設）
奥琵琶湖マキノグランドパークホテル（旧奥琵琶湖マキノプリンスホテル）
高島警察署海津警察官駐在所

アクセス

駅前に高島市コミュニティバスの停留所があり、周辺地域へのアクセスに便利です。冬季には、国境高原スノーパーク行きの臨時バスも運行されます。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）湖西線
永原駅 - マキノ駅 - 近江中庄駅

まとめ

マキノ駅は、美しい自然と観光資源に恵まれた、利便性の高い駅です。琵琶湖の景観を楽しみながら、快適な旅の拠点として利用できます。周辺の観光スポットと合わせて、ぜひ訪れてみてください。

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