マッコーネル物語

『マッコーネル物語』（原題：The McConnell Story）は、1955年にアメリカで製作された伝記映画です。監督はゴードン・ダグラス、主演はアラン・ラッドが務めました。

この映画は、朝鮮戦争において目覚ましい活躍を見せたアメリカ空軍のエース・パイロット、ジョセフ・C・マッコーネルの波乱に満ちた半生を、史実を基にドラマチックに脚色した作品です。彼の軍人としての功績、故郷に残した家族との絆、そして彼を支え続けた妻パール“ブッチ”・ブラウン・マッコーネルとの愛情が、感動的に描かれています。

あらすじ

ジョセフ・C・マッコーネルは、アメリカ空軍のパイロットとして、朝鮮戦争に出征します。彼は、卓越した操縦技術と勇敢さで、数々の敵機を撃墜し、瞬く間にエース・パイロットとして名を馳せることになります。しかし、戦場での活躍の陰で、彼は常に死と隣り合わせの極限状態に置かれていました。故郷に残してきた妻パールは、夫の身を案じながらも、彼を信じて待ち続けます。ジョセフは、幾多の困難を乗り越え、ついに帰還を果たしますが、平穏な日々は長くは続きませんでした。彼はテストパイロットへの転身を決意し、新たな挑戦に身を投じることになるのです。

キャスト

ジョセフ・C・マッコーネル大尉：アラン・ラッド（金内吉男）
パール“ブッチ”・ブラウン・マッコーネル：ジューン・アリソン（山東昭子）
タイ・ホイットマン：ジェームズ・ホイットモア（西田昭市）
サイクス軍曹：フランク・フェイレン（塩見竜介）
ボブ・ブラウン：ロバート・エリス（野田圭一）
ニュートン・バス：ウィリス・ボーシェイ（北山年夫）
ブラウン夫人：サラ・セルビー（中原郁江）

作品の魅力

『マッコーネル物語』は、戦争映画でありながら、一人の男の生き様と、それを支える家族の愛を描いた感動的な人間ドラマです。アラン・ラッドの熱演、迫力ある戦闘シーン、そして心に響く音楽が、観る者の心を捉えます。1967年7月2日には『日曜洋画劇場』で日本語吹替版が放送されました。

外部リンク

マッコーネル物語 - allcinema
マッコーネル物語 - KINENOTE
The McConnell Story - オールムービー（英語）
* The McConnell Story - IMDb（英語）

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