マテオ・レテギ

マテオ・レテギ（Mateo Retegui、1999年4月29日 - ）は、アルゼンチン・サン・フェルナンド出身のサッカー選手です。現在はセリエAのアタランタBCに所属し、イタリア代表としても活躍するFWです。

プロ入り前

父親は、アルゼンチンホッケー代表の選手としてオリンピックに3度出場し、監督としてもリオオリンピックで金メダルを獲得したカルロス・レテギです。そのため、マテオ自身も16歳まではホッケーチームのユース代表としてプレーしていました。その後、サッカーに転向し、CAリーベル・プレートのユースチームを経て、プロの世界へと足を踏み入れました。

クラブ経歴

2018年、ボカ・ジュニアーズでプロデビュー。しかし、ボカでは出場機会を得られず、エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ、CAタジェレス、CAティグレへとレンタル移籍を繰り返しました。CAティグレ在籍時の2022年、プリメーラ・ディビシオンで19ゴールを挙げ、見事リーグ得点王に輝きました。

2023-24シーズンには、セリエAに昇格したジェノアへ完全移籍。5年契約を結びました。コッパ・イタリア1回戦のモデナ戦でデビューすると、いきなり2ゴールを挙げる活躍を見せました。さらに、8月27日のラツィオ戦ではセリエA初ゴールを記録しました。

2024年8月8日、アタランタBCへ移籍。

代表経歴

2023年3月、イタリア代表入りを選択。これは、母方の祖父がイタリア出身であり、イタリア代表を選択する権利を有していたためです。ロベルト・マンチーニ監督のサプライズ選出を受け、UEFA EURO 2024予選に臨むイタリア代表に招集されました。3月23日のイングランド戦でデビューを飾ると、初戦でいきなりゴールを記録。続く3月26日のマルタ戦でも2試合連続となるゴールを挙げ、代表デビューから強烈なインパクトを残しました。

プレースタイル

恵まれた体格を生かしたポストプレーや、強烈なシュートが持ち味です。また、前線からの献身的な守備も評価されています。得点能力の高さに加え、戦術理解度も高く、チームに貢献できる選手として、今後の活躍が期待されています。

タイトル

クラブ

ボカ・ジュニアーズ
プリメーラ・ディビシオン：2017-18

個人

* プリメーラ・ディビシオン得点王：2022（19ゴール）

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