マリオのふぉとぴー

『マリオのふぉとぴー』は、1998年12月2日に東京エレクトロン デバイスから発売されたNINTENDO64用オリジナルカード作成ソフトウェアです。開発はダットジャパンが担当し、販売とサポートはハギワラシスコムが行いました。特徴的なのは、写真を取り込むためのカセットに2つのスマートメディアスロットが搭載されている点です。

ゲーム概要

このソフトは、スマートメディアに保存された写真や画像をゲームに取り込み、編集することができるのが最大の特徴です。編集した画像は、F-DIサービスやふぉとぴープリントサービス、対応プリンタを通じてプリントアウトすることが可能でした。また、専用のスマートメディアとして、「ボンバーマン」、「ひみつのアッコちゃん」、「ハローキティ」、「シルバニアファミリー」、「ヨッシーストーリー」といった人気キャラクターをモチーフにしたものが発売されました。

ゲームシステム

ゲームのシステムは、「アトリエ」「てんじ室」「スライド」「ゲーム」「出力センター」という5つの部屋に分かれています。

アトリエ

「アトリエ」は、このゲームのメインとなる機能で、写真の加工や編集を行うことができます。専用の画像集からクリップアートなどを追加して、オリジナルのカードを作成することができました。

てんじ室

「てんじ室」では、「アトリエ」で作成した作品を閲覧できるほか、コピーや消去などの管理作業も行えます。作品の整理やバックアップに役立つ機能です。

スライド

「スライド」は、スマートメディア内の写真や画像データをスライドショー形式で出力する機能です。作成した作品を連続で楽しむことができます。

ゲーム

「ゲーム」では、作成した写真を使ったパズルゲームを楽しむことができます。自分で作った写真がパズルになることで、ゲームの楽しさが広がります。

出力センター

「出力センター」は、ソフト内のデータをスマートメディアに出力する機能です。プリントアウトする際に、編集したデータをスマートメディアに保存するために使用します。

拡張ディスク

当初、64DD用の拡張ディスクの発売も予定されていました。この拡張ディスクを使用すれば、電子アルバムの作成や保存が可能になるとされていましたが、残念ながら発売には至りませんでした。

関連情報

関連項目: 任天堂
外部リンク: マリオのふぉとぴー 任天堂公式

もう一度検索