マリオン (イリノイ州)

マリオンは、アメリカ合衆国イリノイ州南部に位置する都市で、ウィリアムソン郡の郡庁所在地です。2020年の国勢調査によると、人口は1万6855人です。

地理

マリオン市は、北緯37度43分49秒、西経88度55分49秒に位置しています。アメリカ合衆国統計局によると、市の総面積は35.0平方キロメートル（13.5平方マイル）で、そのうち33.2平方キロメートル（12.8平方マイル）が陸地、1.8平方キロメートル（0.7平方マイル）が水面です。水面は総面積の約5.18%を占めています。

人口動静

2000年の国勢調査データでは、マリオン市の人口は16,035人、世帯数は6,902世帯、家族数は4,341家族でした。人口密度は1平方キロメートルあたり482.6人（1平方マイルあたり1,250.2人）です。

世帯構成を見ると、18歳未満の子供がいる世帯が28.1%、夫婦のみの世帯が47.0%、夫のいない女性が世帯主の世帯が12.5%、単身世帯が37.1%でした。また、33.1%の世帯は独立した生活を送っており、16.4%は一人暮らしの65歳以上の高齢者世帯です。1世帯あたりの平均人数は2.25人、1家族あたりの平均人数は2.86人です。

年齢構成は、18歳未満が22.8%、18歳から24歳が8.3%、25歳から44歳が26.5%、45歳から64歳が22.5%、65歳以上が20.0%となっており、中央年齢は40歳です。女性100人に対する男性の割合は87.9人、18歳以上の女性100人に対する男性の割合は84.4人です。

収入面では、世帯ごとの平均収入は30,364米ドル、家族ごとの平均収入は39,275米ドルです。男性の平均収入は31,520米ドル、女性の平均収入は22,609米ドルです。一人当たりの収入は19,073米ドルです。人口の14.9%と家族の11.2%が貧困線以下の生活を送っており、18歳未満の22.9%と65歳以上の10.6%が貧困状態にあります。

姉妹都市・提携都市

マリオン市は、日本の愛知県にある蟹江町と姉妹都市提携を結んでいます。この提携は2010年3月26日に締結されました。

交通

マリオン市は、交通の要所としても知られています。イリノイ州を南北に縦断するインターステート・ハイウェイ57号線が市内を通過しており、南イリノイ大学カーボンデール校のあるカーボンデール市との間を結ぶ州道も通っています。また、2000メートル級の滑走路を持つウィリアム・カウンティ・リージョナル・エアポートがあり、シカゴのオヘア国際空港やスプリングフィールド空港などとの間に定期便が就航しています。

出身有名人

マリオン市出身の著名人としては、プロ野球選手のコリー・ベイリー（投手）がいます。

参考資料

* Google ローカル（日本語版）

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