マルゲリータ・ディ・サヴォイア (バルレッタ＝アンドリア＝トラーニ県)

マルゲリータ・ディ・サヴォイアは、イタリア共和国プッリャ州、バルレッタ＝アンドリア＝トラーニ県に位置する人口約1万2000人のコムーネです。

地理

アドリア海に面し、県都アンドリアから北西に約20km、フォッジャから東南東に約52km、州都バーリから西北西に約66kmの場所にあります。
隣接するコムーネは、バルレッタ、トリニターポリ、ザッポネータです。

歴史

この地はもともと、塩田にちなんでサリーネ・ディ・バルレッタと呼ばれていました。1879年、イタリア王国のマルゲリータ王妃（ウンベルト1世の妃）に敬意を表し、マルゲリータ・ディ・サヴォイアに改称されました。2004年にバルレッタ＝アンドリア＝トラーニ県が設置されると、フォッジャ県から移管されました。

社会

人口は約1万2000人です。

文化・観光

この町は、温泉と塩田が観光の目玉となっています。温泉は塩田の母液を利用したもので、温泉泥浴を楽しむことができます。また、長い砂浜は海水浴場として利用されています。
16世紀の塩の倉庫を利用した塩田博物館では、塩田の歴史や文化について学ぶことができます。

自然・環境

マルゲリータ・ディ・サヴォイア塩田は、イタリア最大規模の塩田であり、多様な動植物が生息する重要な生態系を形成しています。1977年に自然保護区に指定され、1979年にはラムサール条約登録湿地となりました。

この地は、自然と歴史、文化が調和した魅力的な場所です。

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