マルティン・アギーレガビリア

マルティン・アギーレガビリア・パディージャ（Martín Aguirregabiria Padilla, 1996年5月10日 - ）は、スペイン・バスク州アラバ県ビトリア＝ガステイス出身のプロサッカー選手です。現在はFCカルタヘナに所属し、主にディフェンダーとして活躍しています。

初期のキャリアとアラベスでの台頭

アギーレガビリアは、2008年に地元の名門クラブ、デポルティーボ・アラベスのカンテラに入団しました。ユースカテゴリーで着実に成長を続け、2014年にはテルセーラ・ディビシオン（スペイン4部相当）に所属するBチームに昇格を果たします。Bチームでは3シーズンに渡りプレーし、経験を積みました。

2017-18シーズン、アギーレガビリアはトップチームに昇格し、プロとしてのキャリアを本格的にスタートさせます。2017年11月29日には、コパ・デル・レイのヘタフェCF戦でトップチームデビューを飾りました。同年12月4日には、ラ・リーガのジローナFC戦でトップリーグデビューを果たし、チームは3-2で勝利を収めました。この活躍が評価され、12月14日にはクラブと2021年までの契約を締結し、将来を嘱望される存在となります。2018年10月31日のコパ・デル・レイ、ジローナ戦ではプロ初ゴールを記録しました。

ファマリカンへの移籍

2022年7月18日、アギーレガビリアは新天地を求め、ポルトガルのFCファマリカンに3年契約で移籍しました。新たなリーグでの挑戦を選び、海外での経験を積むこととなります。

カルタヘナへの帰還

2024年7月16日、アギーレガビリアはスペインに戻り、FCカルタヘナに1年契約で移籍しました。再びスペインの地でプレーすることとなり、さらなる活躍が期待されます。

プレースタイル

アギーレガビリアは、主に右サイドバックを主戦場とする選手です。高い運動量と献身的な守備が持ち味で、攻撃参加にも積極的に顔を出します。正確なクロスボールや、状況判断能力にも優れており、チームに貢献できる選手です。

まとめ

マルティン・アギーレガビリアは、アラベスの下部組織からトップチームへ昇格し、着実にステップアップを続けている選手です。ファマリカンでの経験を経て、カルタヘナで新たな挑戦を始めています。今後の活躍に注目が集まります。

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