マルホ

マルホ株式会社

マルホ株式会社（Maruho Co.,Ltd.）は、大阪市に本社を構える製薬会社です。主に医療用の医薬品の研究・開発・製造・販売・輸出入を行い、皮膚科および外用薬に特化していることが特徴です。

会社沿革

同社は1915年に「マルホ商店」として設立されましたが、その後の戦時中に企業整備令により和協製薬に統合され、その結果1944年に一時解散しました。1949年に再び「マルホ商店」として設立され、事業を再開しました。1965年には現在の社名に変更されています。

会社概要

マルホ株式会社は、関西を拠点に活動する企業の一つで、特に皮膚科および整形外科に注力しているスペシャリティファーマです。各種疾患向けから保湿用のスキンケア製品まで、幅広い医薬品を取り扱っています。一般の薬局で手に入る医薬品にも、同社の開発した成分が含まれているものが多く、市場に多大な影響を与えています。

「皮膚科学関連医薬品のブティック・カンパニー」というコーポレート・キャッチが示すように、マルホはまた、製薬ビジネスにおけるMR（医薬情報担当者）活動にも力を入れています。業界内での信頼を得るために、皮膚関連医薬品のみを扱う企業姿勢が評価されています。

主要製品

マルホが開発し製造する主要製品には以下のようなものがあります。

• - ベピオゲル2.5%
• - ヒルドイドシリーズ（ヒルドイド軟膏、クリーム、ローション、フォーム等）
• - 強力ポステリザン軟膏
• - オキサロール軟膏
• - ファムビル錠（帯状疱疹治療薬）
• - プロトピック軟膏（アトピー性皮膚炎治療薬）
• - ホクナリンテープ
• - ファロム錠（抗菌薬）
• - ボアラ軟膏、クリーム
• - エキザルベ
• - ストロメクトール錠（疥癬治療薬）
• - ネドリール錠
• - 2eシリーズ（敏感肌用化粧品）
• - アスタットクリーム（外用抗真菌剤）
• - カサールクリーム（抗ウイルス剤）
• - アクトシン軟膏（皮膚潰瘍治療剤）

このように、マルホ株式会社は非常に多岐にわたる製品を展開しており、特に皮膚科においては、医療従事者から高い評価を受けています。

事業所

マルホの事業所は、札幌、仙台、関東、東京、横浜、名古屋、関西、広島、福岡に支店を持ち、製造工場は彦根と長浜にあります。また、研究所は京都に位置しています。

関連会社

マルホの完全子会社には立山製薬工場があります。

提供番組

現在、マルホは以下のようなセミナーを放送しています：

• - 整形外科セミナー（ラジオNIKKEI第1放送、毎週水曜日21:00-21:15）
• - 皮膚科セミナー（ラジオNIKKEI第1放送、毎週木曜日21:00-21:15）

過去には1980年代に「テレポート6」という番組を提供していました。

CM

現在はテレビCMは放送されていませんが、過去には「医薬のマルホ」というメッセージを特集した企業CMが放送されていました。

外部リンク

• - マルホ公式ウェブサイト（仮）

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