マ・ドンソク

マ・ドンソク (Ma Dong-seok)

マ・ドンソク（本名: イ・ドンソク、アメリカ名: ドン・リー、1971年3月1日 - ）は、韓国系アメリカ人の俳優です。主に韓国で活動しており、その存在感のある体格と、親しみやすいキャラクターで人気を集めています。身長178cm、体重100kg。

略歴

1971年に韓国で生まれ、幼少期に映画『ロッキー』に感銘を受けボクシングを始め、俳優を志すようになりました。18歳の時、家族と共にアメリカへ移住し、アメリカ国籍を取得。コロンバス州立大学で体育学を専攻し、フィットネストレーナーやボディビルダーとして活動しました。総合格闘家のケビン・ランデルマンやマーク・コールマンのトレーナーを務めた経験もあります。

1994年にアメリカでミュージカル俳優としてデビュー。2002年に韓国映画『天軍』のオーディションに合格し、韓国での俳優活動を本格的に開始します。しかし、『天軍』の公開が遅れたため、先に撮影された映画『風の伝説』が2004年に公開され、『天軍』は2005年の公開となりました。

30代までは知名度が低い状況でしたが、2016年公開の映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』が記録的な大ヒットとなり、45歳にしてブレイク。一躍、その名を知られるようになりました。

2020年代に入ると、マーベル・シネマティック・ユニバース作品『エターナルズ』でハリウッド映画に初出演を果たし、日本のLDH JAPANとエージェント契約を締結するなど、活動の幅を世界に広げています。

人物

韓国では、彼の愛称である「マブリー（マ・ドンソク＋ラブリー）」という言葉が広く使われています。これは、彼の持つ強面のイメージとは裏腹に、愛嬌のあるキャラクターが多くのファンに愛されていることを表しています。

2016年11月からは、ジムトレーナー出身で17歳年下のタレント、イェ・ジョンファと交際していましたが、2022年10月20日には、2021年に既に婚姻届を提出していたことが報じられました。

主な出演作品

映画
テレビドラマ

日本語吹き替え

『新感染 ファイナル・エクスプレス』以降、多くの作品で声優の小山力也がマ・ドンソクの吹き替えを担当しています。その他、稲田徹、相沢まさき、菊池康弘なども吹き替えを担当しています。

受賞歴

第49回百想芸術大賞 - 男子助演賞（2013年、『隣人 -The Neighbors-』）
第8回今年の映画賞 - 助演男優賞（2017年、『新感染 ファイナル・エクスプレス』）
ゴールデンエッグ・アワード - 男子俳優賞（2018年、『犯罪都市』）
第9回今年の映画賞 - 助演男優賞（2018年、『犯罪都市』）
第2回韓中国際映画祭 - 助演男優賞（2018年、『犯罪都市』）
第53回納税者の日 - ソウル地方国税庁長賞（2019年）
第9回 韓国映画制作家協会賞 - 男優主演賞（2022年、『犯罪都市 THE ROUNDUP』）

外部リンク

公式ウェブサイト（朝鮮語）
Don Lee 마동석 (@donlee) - Instagram（朝鮮語）
마동석 (100007844891456) - Facebook（朝鮮語）
マ・ドンソク - allcinema
マ・ドンソク - KINENOTE
Ma Dong-seok - KMDb （英語）（朝鮮語）
Dong-seok Ma - IMDb（英語）

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