ミクニ (不動産会社)

株式会社ミクニ

株式会社ミクニは、福岡県北九州市に本社を置く不動産業界の先駆者です。主にデベロップメント、プロパティ管理事業、賃貸・売買仲介事業など、幅広いサービスを提供しています。1981年に設立されて以来、地域の発展に寄与してきました。

沿革の概観

ミクニは1981年に「みくに産業株式会社」として誕生。その後、1982年には三井不動産販売株式会社と特約代理店契約を結び、近年まで確固たる基盤を築いてきました。1990年代には株式会社シティコート（現在のワールドミクニ）や九州北部リハウス株式会社の設立を通じて地域のニーズに応え、1999年にはNPO法人グリーンハウジングを設立し、環境にも配慮した事業展開を行いました。

2002年にはガーデンヴィレッジ平尾台を竣工し、その後も数々の重要なプロジェクトを立ち上げています。特に2003年には北九州都市景観賞、2004年には都市景観大賞を受賞し、地域の美観向上に貢献しています。

重要なプロジェクト

2005年にはJONAI TOWERを完成させ、次いで2007年にはガーデンヴィレッジ若葉を竣工しました。そして、2010年にはMOJI MID AIRが竣工し、不動産開発において新しい地平を開きました。

2013年には新たな法人、M’sコーポレーション株式会社を設立。これにより、事業の多様性を一層深めることができました。2014年からはワールドホールディングスの傘下に入り、企業としての安定性も増しました。2016年には社名を「株式会社ミクニ」に改名し、北九州スタジアムのネーミングライツスポンサーとしても知られるようになりました。このスタジアムは「ミクニワールドスタジアム北九州」と名付けられ、地域のスポーツ振興にも寄与しています。

グループ会社と展開

ミクニは多くの関連会社を持ち、分野は人材教育、不動産、情報通信など多岐にわたります。これにより、業務の幅を広げているだけでなく、各分野での専門性を強化しています。特に不動産ビジネスには、ワールドレジデンシャルやワールドウィステリアホームズなどが含まれ、地域の不動産市場にも大きく影響を与えています。

広告活動と地域貢献

2016年からは「不動産のその先の人生を考える」というキャッチフレーズでCMを展開し、地域住民への認知度を向上させる活動を行っています。また、北九州モノレールと西鉄バスにはラッピング車両「ミクニ号」を走行させ、地域に密着した企業イメージの確立を図っています。

結び

株式会社ミクニは、不動産業のみならず、地域社会に根ざした企業としての責任を持ち続けています。これからもさらなる成長と地域貢献を目指して、挑戦を続けていくことでしょう。

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