ミッキーマウス・クラブとは？意味をやさしく解説

ミッキーマウス・クラブの概要

『ミッキーマウス・クラブ』は、1960年代に日本テレビ系列で放送された番組で、アメリカ版を元にして制作されました。日本版として製作されたこの番組は、子供たちに向けた楽しい内容で知られています。特に、ミッキーマウスやその仲間たちの短編アニメーションが人気を博しました。

- 月曜日 18:15 - 18:45 (1959年7月6日 - 1961年3月27日)
- 土曜日 19:30 - 20:00 (1961年4月1日 - 1961年5月27日)
- 水曜日 18:15 - 18:45 (1961年5月31日 - 1962年7月11日)

- 木曜日 18:00 - 18:30 (1966年7月7日 - 1967年12月28日)
- 水曜日 18:00 - 18:30 (1968年1月10日 - 1968年3月27日)

- 第2期の初めは北洋商会の一社提供
- 最終月は京成グループによる単独提供

この番組の特色は、形式が3部構成である点です。第1部と第2部では、子供たちの興味を引くような外国の話題を紹介し、第3部ではお待ちかねのミッキーマウスのアニメが流れました。放送初回には、皇太子明仁親王がアナハイムのディズニーランドを訪れた際の模様も放送され、特に注目を集めました。

番組の主題歌は「ミッキーマウス行進曲」で、アメリカ版からの輸入曲です。この曲は、植井順による訳詞が施され、ジミー・ドッドが作曲し、冨田勲が編曲を担当しました。歌手は久保木幸子と上高田少年合唱団が参加しており、そのファンからの人気も高かったのです。

実際に放送されたエピソードの一部には、「クモの冒険」（1961年7月5日放送）や「プルートと赤ちゃん」（1962年7月4日放送）などがあり、これらは子供たちにとって心に残るストーリーでした。

この番組は日本テレビが制作し、読売テレビや北日本放送などのネット局でも同時ネットとして放送されていました。全てのネット局が協力し、地域を超えて多くの子供たちに楽しさを広めました。