ミッキー・ハザード

ミッキー・ハザードは、1960年2月5日生まれ、イングランド・サンダーランド出身の元サッカー選手です。ポジションはミッドフィールダーで、主に攻撃的な役割を担っていました。

選手経歴

ハザードは14歳の頃にトッテナム・ホットスパーFCのスカウトに才能を見出され、1976年にトッテナムのユースチームに加入しました。1980年にトップチームデビューを果たし、その才能を開花させます。特に1983-84シーズンのUEFAカップでは、決勝のRSCアンデルレヒト戦で2つのゴールをアシストし、チームの優勝に大きく貢献しました。この活躍により、ハザードはトッテナムのサポーターから愛される選手となりました。

1985年、ハザードは30万ポンドの移籍金でチェルシーFCへ移籍します。チェルシーでは5年間プレーし、持ち前の攻撃センスでチームに貢献しました。1990年にはポーツマスFCへ移籍し、その後13万ポンドでスウィンドン・タウンFCへ活躍の場を移します。

スウィンドンでは、トッテナム時代のチームメイトであったグレン・ホドルの下でプレーしました。1992-93シーズンには、クラブ史上初のプレミアリーグ昇格に大きく貢献。3年間で120試合以上に出場し、スウィンドンのサポーターからも愛される存在となりました。

1993年、ハザードは再びトッテナムへ復帰します。この時、トッテナムを率いていたのは、かつてのチームメイトであるオズワルド・アルディレスでした。ハザードは1995年に現役を引退するまで、トッテナムでプレーしました。

タイトル

トッテナム
FAカップ: 1980-81, 1981-82
FAチャリティ・シールド: 1981
UEFAカップ: 1983-84

チェルシー
フルメンバーズカップ: 1986

引退後、ハザードはサッカー解説者としても活動しています。また、トッテナムのレジェンドとして、クラブのイベントなどにも参加しています。その卓越した技術と創造性で、多くのサッカーファンを魅了しました。彼のプレースタイルは、後の世代の選手たちにも大きな影響を与えています。

もう一度検索