ミヤギテレビニュースプラス1

ミヤギテレビニュースプラス1

『ミヤギテレビニュースプラス1』は、ミヤギテレビがかつて制作・放送していた夕方のローカル報道番組です。日本テレビ系列の全国ニュース『NNNニュースプラス1』に続いて放送される時間帯に、宮城県内のニュースや地域情報を伝えていました。1995年4月3日に放送を開始し、平日版は2004年3月26日まで、土曜版は2006年4月1日まで、そして日曜版は2000年9月24日まで放送されました。

この番組の最大の特徴の一つは、平日版の編成方法にあります。ミヤギテレビの看板情報番組『OH!バンデス』が平日夕方に放送されている間は、『ミヤギテレビニュースプラス1』という名称で独立した番組として放送されることはほとんどなく、『OH!バンデス』の後半部分にローカルニュース枠として内包されていました。独立した番組として放送されるのは、『OH!バンデス』が年末年始の特番などで休止する場合に限られていたため、「『OH!バンデス』休止時の平日版」という形で扱われることがあります。土曜版と日曜版は、それぞれ独立した10分間のローカルニュース番組として放送されました。

放送時間の変遷

平日版の放送時間は、番組開始から終了までの間に何度か変更されました。

1995年4月3日 - 1995年9月29日：18時30分 - 19時00分（30分）
1995年10月2日 - 1996年9月27日：18時29分 - 19時00分（31分）
1996年9月30日 - 1998年9月25日：18時23分 - 19時00分（37分）
1998年9月28日 - 2000年12月29日：18時21分 - 19時00分（39分）
2001年1月4日 - 2002年6月28日：18時20分 - 19時00分（40分）
2002年7月1日 - 2004年3月26日：18時19分 - 19時00分（41分）

番組開始当初は18時30分スタートでしたが、その後、開始時刻が徐々に前倒しされ、最終的には18時19分開始の41分番組となりました。これは、より多くのニュースや情報を伝えるために、ローカルニュース枠が拡大されたことを示しています。

土曜版は『NNNミヤギテレビニュースプラス1サタデー』として、1995年4月8日から2006年4月1日まで、毎週土曜日の18時20分から18時30分までの10分間放送されました。日曜版は『NNNミヤギテレビニュースプラス1サンデー』として、1996年4月7日から2000年9月24日まで、毎週日曜日の18時20分から18時30分までの10分間放送されました。

キャスター

平日版のメインキャスターは、当時ミヤギテレビアナウンサーであった竹鼻純氏と、ミヤギテレビアナウンサーの盛朋子氏が担当しました。週末版については特定のメインキャスターはおらず、ミヤギテレビのアナウンサーがシフト制で交代しながら進行を務めました。

関連番組

『ミヤギテレビニュースプラス1』に関連する番組としては、県内のニュースを扱うミヤギテレビの他の番組である『NNNミヤギテレビニュース』や、平日夕方の時間帯の大部分を占める情報番組『OH!バンデス』があります。また、全国ニュースとして位置づけられていた日本テレビ制作の『NNNニュースプラス1』は、この番組のベースとなった重要な関連番組です。

約9年から11年間、それぞれの期間にわたり放送された『ミヤギテレビニュースプラス1』は、その時期の宮城県の出来事を県民に伝える上で重要な役割を果たしました。放送時間の変遷や特異な編成形態は、当時のミヤギテレビの番組制作方針を映し出しています。

もう一度検索