ムザファルベク・トゥロボエフ

ムザファルベク・トゥロボエフ（Muzaffarbek Turoboyev、2000年4月5日 - ）は、ウズベキスタン出身の柔道選手です。100kg級で活躍しています。

経歴

2017年には、81kg級でアジアユース3位、世界カデ5位という成績を残しました。その後、100kg級に階級を上げると、2021年にはグランドスラム・タシケント、グランドスラム・トビリシ、アジア・オセアニア選手権でそれぞれ3位に入賞し、世界軍人選手権大会では優勝を果たしました。

2022年には、グランドスラム・パリで3位に入賞。地元開催の世界選手権では、3回戦で強豪ヴァルラーム・リパルテリアニ（ジョージア）を内股で破るなどして決勝に進出し、レイズ・カヨル（カナダ）を技ありで破り、見事優勝しました。

2023年の世界選手権では、初戦で飯田健太郎に裏投げで敗れるという波乱もありましたが、続くワールドマスターズでは、初戦でオリンピックチャンピオンであるルカシュ・クルパレク（チェコ）を大外巻込で破るなど、オール一本勝ちで優勝を飾りました。アジア大会では、決勝でバトフヤグ・ゴンチグスレン（モンゴル）と対戦。技ありを先取されるも払巻込で逆転勝ちし、こちらもオール一本勝ちで優勝を果たしました。

2024年には、地元開催のグランドスラム・タシケントで、決勝で中立の立場で出場したマトベイ・カニコフスキー（ロシア）を開始早々の内股巻込で破るなど、全て一本勝ちで優勝。同年、アジア選手権でも優勝しています。パリオリンピックでは優勝候補として臨み、準決勝でゼリム・コツォイエフ（アゼルバイジャン）に技ありで敗れたものの、3位決定戦に勝利し、銅メダルを獲得しました。

IJF世界ランキングは1315ポイントで27位です(24/7/22現在)。

主な戦績

2017年 - アジアユース　3位(81㎏級)
2017年 - 世界カデ　5位
2021年 - グランドスラム・タシケント　3位
2021年 - グランドスラム・トビリシ　3位
2021年 - アジア・オセアニア選手権　3位
2021年 - 世界団体　3位
2021年 - 世界軍人選手権大会　優勝
2022年 - グランドスラム・パリ　3位
2022年 - イスラム諸国連帯競技大会　優勝
2022年 - 世界選手権　優勝
2023年 -　ワールドマスターズ　優勝
2023年 - アジア大会　優勝
2024年 -　グランドスラム・タシケント　優勝
2024年 - アジア選手権　優勝
2024年 - 世界団体　5位
2024年 - パリオリンピック　3位

出典: JudoInside.com

外部リンク

* ムザファルベク・トゥロボエフ - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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