メイリッシュ

株式会社メイリッシュとそのメイド喫茶「Cafe Mai:lish」

株式会社メイリッシュは、東京都千代田区の秋葉原に位置するメイド喫茶「Cafe Mai:lish」を展開する企業です。メード喫茶とは、特にコスプレをしたスタッフが接客を行う飲食店であり、ここではスタッフがメイドやアニメキャラクターの衣装を身にまとい、独特の世界観を築いています。営業時間は通常11時から22時ですが、金曜日と土曜日には深夜営業として「サロンメイリッシュ」を実施し、22時から29時までオープンしています。

「Cafe Mai:lish」という名称は、メイドとスタイリッシュを掛け合わせた造語で、スタッフ全員が考案したものです。この名前には、訪れるお客様に洗練されたサービスと特別な体験を提供したいという想いが込められています。

特徴とサービス

メイド喫茶ならではの体験を提供する「Cafe Mai:lish」では、さまざまなイベントが行われています。特に注目すべきは、毎週異なる衣装テーマの日を設けた企画型イベントです。「ゴシックDay」や「チャイナDay」、「眼鏡っ子Day」など多彩なテーマが設けられ、常連客や新規のお客様を楽しませています。特に創業期からのスタッフも在籍しており、長年のファンや地方からの訪問者も多いのです。

また、オリジナルのグッズ制作や販売にも注力しており、コミックマーケットなどのイベントにも出展しています。店内での撮影はスタッフに対しては禁止されていますが、提供される飲食物やオリジナルグッズについては撮影が許可されています。これにより、訪れたお客様は、特別な瞬間を記録に残すことができるのです。

店の歴史

「Cafe Mai:lish」の歴史は2002年にさかのぼります。当初は「Mary’s」という名称の下、T-ZONEが運営するメイド喫茶としてスタートしました。しかし、10月には「Cafe Mai:lish」に改名し、関連会社に運営が移行しました。以降、2003年には吉祥寺にも2号店をオープンし、その後、株式会社メイリッシュが設立されました。

その後、店舗の運営に数度の変遷があり、2004年には株式会社メイリッシュが運営法人となり、さらなる発展を遂げました。2007年には、著名なミュージシャン・小室哲哉とのコラボレーションイベントを開催し、大きな話題となりました。2013年には営業時間の変更があり、水曜日には終日メイド服での営業を行い、そのほかの日にはアニメやゲームのコスプレ衣装を取り入れるスタイルに変わりました。

近年の変化

2020年からは新型コロナウイルスの影響により営業形態が大きく変わりました。4月には緊急事態宣言のため、臨時休業を余儀なくされ、営業窓口を短縮して再開しました。これにより、これまでの営業形態を見直しながら、新しい形でのサービスを模索しています。

公式情報とアクセス

「Cafe Mai:lish」は、訪れるお客様にとって常に新鮮な体験を提供し続けることを目指しています。公式サイトやSNS、スタッフの日記を通じて最新情報を発信し、多くのファンに支えられながら日々営業を行っています。秋葉原を訪れる際には、ぜひ一度この特別なメイド喫茶に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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