メッセウイング・みえ

メッセウイング・みえ (MESSE WING MIE)

メッセウイング・みえは、三重県津市に位置する多目的コンベンションセンターです。この施設は、伊勢の海をイメージさせる美しいマリンブルーのカーテンウォールで構成されており、その姿は一際目を引きます。展示場や研修交流施設を完備しており、県内でも有数のコンベンション施設として広く利用されています。

2017年10月1日に新たに整備された「サオリーナ」や「三重武道館」とともに「津市産業スポーツセンター」の一翼を担い、施設の管理運営はミズノを中心とした「津市スポーツメッセネットワーク」に移行しています。この運営体制により、利用者に対してより高品質なサービスを提供し、地域のスポーツやビジネスイベントをサポートしています。

2024年からは、津市内の企業である日硝ハイウエーによってネーミングライツが取得され、施設名が「メッセウイングNHW」へと変更される予定です。これは、地域企業との連携を強化し、地域の発展に寄与する一助となることでしょう。

施設概要

メッセウイング・みえは、以下の主要な施設を備えています：

• - 展示ホール：広さは3,231m²あり、全面を3分割して使用することが可能です。床荷重は5t/m²に設定されています。
• - 主催者控室：A（25m²）、B（15m²）、C（25m²）の3つの控室があり、十分なスペースを確保しています。
• - 研修室など：大研修室（205m²）、1F中研修室（72m²）、2F中研修室（63m²）、ギャラリー（113m²）、会議室（148m²）、多目的会議室（217m²）、特別会議室（96m²）と、多彩な研修施設を揃えています。
• - 屋外施設：屋外展示場は2,122m²の広さで、一般用の駐車場は1,315台分、サービス用駐車場は27台分あり、自転車置場も完備されています。また、アプローチ広場も4,500m²と広大です。
• - その他の設備：エントランスホールや喫茶室、中央監視室、管理事務所なども備え、利用者には快適な環境を提供しています。

技術的な設備

メッセウイング・みえでは、展示用の電力供給が整っており、電灯用360KVAと動力用360KVAが完備されています。照明に関しては、演色性に優れたメタルハライドランプを使用し、約800ルックスの明るさを確保しています。

音響面では、館内放送設備や展示室用の単独放送設備などが整備されており、スムーズなコミュニケーションを可能にしています。TV共聴設備も完備しており、UHF、VHF、BS、AM、FMに対応しています。電話回線は40本あり、臨時的には100回線を使用することもできます。

交通アクセス

アクセス面でも便利で、近鉄名古屋線やJR紀勢本線、伊勢鉄道伊勢線の津駅から3.8km、近鉄名古屋線津新町駅からは2.7kmの距離に位置しています。これにより、多様な交通機関を利用して訪れることができ、様々なイベントや会議に参加する方々にとって利便性の高い施設となっています。

まとめ

メッセウイング・みえは、多機能なコンベンションセンターとして地域の経済や文化の発展に寄与する重要な施設です。今後もコミュニティや企業との連携を深め、さらなる発展を目指していくことでしょう。

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