メディアプルポ

株式会社メディアプルポの概要

株式会社メディアプルポ（MEDIA PULPO Co., Ltd.）は、関西テレビ放送（カンテレ）の連結子会社として、テレビ番組の制作や音楽著作権の管理、各種コンサートやイベントの主催・後援を行っている企業です。大阪に本社を置き、東京にも支社を有しており、地域の文化やエンターテインメントに貢献しています。

会社のシンボルと歴史

社名「プルポ」は日本の書家・作家、榊莫山が書いたロゴで、「メディアプルポ」という名前には深い意味が込められています。特に、ロゴに描かれている蛸の8本の足は、関西テレビのアナログ親局のチャンネル番号やデジタルリモコンの番号「8」を象徴しています。

メディアプルポは、1972年に「株式会社関西音楽出版」として設立され、1983年に「株式会社関西テレビ音楽出版」に、1995年には現在の社名に変更されました。また、2006年には東京支社を開設し、法人登記上は2001年に関西テレビハッズの設立によって旧映像プロダクション事業を統合しています。

代表者と役員

現在の代表取締役社長は安藤和久氏であり、他の常勤役員には堀部茂世（業務管理部長）、杉浦史明（コンテンツセンター長・制作部長）、増田幸一郎（コンテンツ開発部長・音楽出版部長）が名を連ねています。

主な制作作品

メディアプルポは多くのテレビ番組の制作を手掛けており、そのなかには継続中の番組や特番も含まれます。特に、2010年代には映画制作も積極的に行い、例えば『HOT SNOW』や『寮フェス! 〜最後の七不思議〜』などが公開されました。最近では2020年に『星屑の町』と『オレたち応援屋!!』がリリースされ、また、同年には『ミセス・ノイズィ』も話題になりました。

アイドルグループのプロデュース

2014年には大阪市ミナミを拠点にご当地アイドル「minAmin」を結成しました。第1期生のオーディションには500人以上が応募し、その中から5人が選ばれました。定期公演も行い、第2期生の募集も進めています。

管理楽曲とその他の活動

メディアプルポは音楽著作権の管理も行っており、1980年代から2020年代まで多くの楽曲を取り扱っています。これにより関西の音楽産業にも貢献し、さまざまなメディアを通じて広く親しまれています。

関連企業

会社は、フジ・メディア・ホールディングス傘下の企業群と密接に関わっており、共同テレビジョンやフジパシフィックミュージックなど、多くの関連会社と連携しています。これにより、制作や配信の質を高める施策を続けています。

メディアプルポは、今後も関西を中心にエンターテインメントの発展に寄与していくことが期待されています。

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