メビウスゲームズ

メビウスゲームズは、ドイツの輸入ボードゲームを専門に扱うショップとして、ボードゲーム愛好家には広く知られています。1993年に九段下で創業し、1997年に有限会社メビウスとして法人化、2003年に現在の水道橋へと店舗を移転しました。

メビウスゲームズの大きな特徴は、輸入ゲームに独自の日本語訳説明書を添付して販売している点です。この「メビウス訳付き」のゲームは、ルールを理解しやすいと評判で、多くのボードゲームショップでも委託販売されています。海外で人気のボードゲームをいち早く日本語化して紹介することで、日本国内での普及に大きく貢献してきました。例えば、「カタンの開拓者たち」は、メビウスゲームズが先駆けて日本語版を販売し、日本でのボードゲームブームの火付け役となりました。

また、海外ゲームのコンポーネントを完全に日本語化した「完全日本語版」の制作にも力を入れています。これにより、言語の壁を感じることなく、ゲームの世界観をより深く楽しむことができます。さらに、オリジナルのボードゲーム制作も手掛けており、独自のアイデアと高いゲーム性で、新たなファンを獲得しています。

完全日本語版の代表的なタイトル:

ニムト
カルカソンヌ
コロレット
ごきぶりポーカー
お邪魔者
マンマミーア!
ボーナンザ
ハゲタカのえじき
ぴっぐテン
ミッドナイトパーティー
キュージェット
サンファン
お先に失礼しま～す
ゲシェンク

オリジナル作品:

ワードバスケット

メビウスゲームズは、単にゲームを販売するだけでなく、ボードゲーム文化を日本に根付かせ、広めるための活動も積極的に行っています。毎年ドイツで開催されるエッセンシュピール内で行われるカルカソンヌ世界大会の日本代表選考を主催しており、日本のボードゲームプレイヤーに世界への扉を開く機会を提供しています。

参考文献:

小野卓也 『ボードゲームワールド』 スモール出版、2013

外部リンク:

メビウスゲームズ - 公式サイト
@mobiusgamesoyaG - 公式Twitter
* メディア芸術データベースURL'>メビウスゲームズ - メディア芸術データベース

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