名古屋観光ルートバス「メーグル」
「メーグル」は、
名古屋市内の主要な観光スポットを巡る便利なルートバスです。
名古屋市観光文化交流局が運行しており、
名古屋市営バス浄心営業所が運行を受託しています。系統記号は「観光1」ですが、案内では使用されていません。
概要
2007年7月から本格運行を開始したメーグルは、
名古屋市中心部とその周辺の観光名所を巡回します。金色に塗装された専用バスが火曜日から日曜日まで運行しており、
2010年4月からは平日13本、土日祝日18本に増便されました。同時に、新型ハイブリッド仕様のメーグルも導入されています。また、土日祝日の一部便では、ガイドボランティアによる観光ガイドも楽しめます。
バス停は観光しやすい場所に設置されていることが多く、運行時間は9時30分から17時まで(いずれも
名古屋駅発)です。最終便は短縮ルートで運行されます。原則として月曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始(12月29日~1月3日)は運休です。また、毎年3月の「
マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」開催日は全区間運休となります。お盆など特定の時期には土日祝ダイヤで運行されることもあります。
運行ルート
メーグルは
名古屋駅を起点に、約19キロのルートを約90分かけて循環運行します。ただし、最終便は「広小路伏見」停留所から
名古屋駅へ直行します。
料金
1回の乗車料金は大人210円、小児100円です。現金またはmanacaなどの交通系ICカードが利用可能です。manaca利用時にはポイントが付与され、乗継割引も適用されます。また、当日乗り降り自由の「メーグル1DAYチケット」は大人500円、小児250円で、沿線観光施設の割引や飲食店でのサービス特典が付いています。このチケットは、C-758系統でも利用可能です。
その他、福祉特別乗車券、敬老パス、
名古屋市交通局発行の
一日乗車券、ドニチエコきっぷ(土日祝日および毎月8日)でも乗車できます。ただし、定期券では利用できません。
車両
運行開始当初は、日野レインボーHRをベースにした専用車両が使用されていました。これらの車両は日本宝くじ協会の助成を受けた
宝くじ号で、フロントマスクが特徴的です。2009年と
2010年には、土休日増便に対応するため、大型ノンステップバスに専用ラッピングが施され、メーグルで運用されています。繁忙期には、一般仕様の車両が増発便や区間便として運行されることもあります。
2010年には、日野ブルーリボンシティハイブリッドが専用車として加わりました。2023年には、増便用の大型ノンステップバス2台が更新され、新たにラッピングが施されました。また、
2010年導入のハイブリッドバスは廃車となり、代わりに耐用年数を迎えた車両が運用されていましたが、2024年4月に燃料電池バスSORAに置き換えられました。
歴史
前史
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2000年3月:
名古屋駅と名古屋城を結ぶ「なごや城ループ」系統が新設。
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2003年12月:「なごや城ループ」系統が廃止。
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2005年3月26日:愛知万博に合わせて「万博3」系統「ものづくりと文化のルートバス(ものバス)」が運行開始。土日祝日限定運行。
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2005年9月25日:「ものバス」が運行終了。
なごや観光ルートバス
メーグルは、名古屋の観光名所を効率よく巡るための最適な手段です。ぜひご利用ください。