メーデー (BUMP OF CHICKENの曲)

BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKEN 14th Single 「メーデー」

BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの14枚目のシングルとして2007年10月24日にトイズファクトリーからリリースされたのが「メーデー」です。このシングルは、「花の名」と同時発売され、2枚同時購入特典として、BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKEN特製ネコ（ニコル）バッジが数量限定で用意されました。ファンにとっては見逃せないアイテムでした。

ジャケットデザイン

ジャケットにはメンバーの写真が使用され、これは「車輪の唄」以来の試みでした。表面には「BUMP」、裏面には「メーデー」と火文字でデザインされており、その撮影は山梨県の西湖で行われました。印象的なジャケットデザインは、楽曲の世界観をより一層引き立てています。

収録曲

1. メーデー

作詞・作曲は藤原基央、編曲はBUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENが担当。
タイトルの「メーデー」は、船や飛行機などで使われる救難信号を意味します。楽曲中には、モールス信号を思わせる電子音が効果的に使用されています。この曲はアルバム『orbital period』にも収録されていますが、アルバムバージョンでは、前奏がシングルバージョンよりも約7秒短く編集されています。この変更は、ディレクターの「アルバムに入れる際は前奏を長くしよう」という提案がきっかけとなり、インストゥルメンタル曲「星の鳥」が制作されたためです。リリース後から2013年のライブまでは、「星の鳥」と合わせて演奏されていましたが、シングルバージョンがライブで初披露されたのは2014年の「WILLPOLIS 2014」でした。
PVは、シングル発売当初は発表されず、アルバム『orbital period』の発売時期に公開されました。2008年度のSPACE SHOWER Music Video Awardsの「BEST YOUR CHOICE」部門では、「花の名」に次ぐ2位を獲得しました。

2. ガラスのブルース (28 years round)

アルバム『FLAME VEIN』収録曲のアコースティックバージョン。2005年に愛知万博・ささしまサテライト会場内のプラネタリウムで開催されたアコースティックライブで披露されたアレンジが元になっています。原曲とは異なる魅力が感じられます。

また、隠しトラックとして「スターダストダンスホール」（作詞・作曲:BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKEN）が収録されています。この楽曲のメインボーカルは直井が担当しています。

収録アルバム

『orbital period』（#1、アルバムバージョン）
『present from you』（#2）
* 『BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKEN II <2005-2010>』（#1）

「メーデー」は、BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの音楽性を深く掘り下げた作品であり、様々なバージョンやアレンジを通して、その魅力を多角的に楽しむことができます。救難信号をテーマにしたタイトルや、楽曲に込められたメッセージ性にも注目して聴いてみてください。

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