モストデンジャラスコンビ

モストデンジャラスコンビ

モストデンジャラスコンビは、かつて日本の吉本興業（大阪吉本）で活躍していたお笑いコンビである。1995年に結成され、2000年には解散したが、その独特な芸風や活動は今でも多くのファンに支持されている。

メンバー紹介

• - 小林 友治（こばやし ともはる） (1972年7月4日生まれ): ツッコミ担当で、コンビ結成前には「松口VS小林」というグループを組んでいて、その後は「ケンドーコバヤシ」としてソロ活動を行っている。
• - 村越 周司（むらこし しゅうじ） (1972年10月13日生まれ): ボケ担当で、解散後は一度は芸能界を離れたが、2006年にフリーのピン芸人として再登場し、2010年には吉本興業に再加入した。

お笑いコンビとしてのスピリット

二人は大阪のNSC（吉本総合芸能学院）11期生で、同期には陣内智則やハリガネロック、中川家など多彩な芸人がいる。モストデンジャラスコンビは、解散する前の5年間、奇抜でシュールなスタイルで多くのファンを魅了していた。コンビ名は、漫画『キン肉マン』に登場するタッグチームにちなんでおり、その由来からも彼らのキャラクターが感じられる。

解散前の活動

1995年4月に小林が1つ前のコンビを解散し、村越を誘って新たにこのコンビが誕生した。その後、地方の舞台やテレビで活動を展開し、高評価を得ることが多かった。しかし、村越の極度の緊張症が活動に大きな影響を及ぼし、2000年には解散を決意することとなった。彼はしばしば「ツッコミが必要」と語るほど、この状況に悩んでいたとのこと。その悩みの中、彼らは二人での活動が続けられることに限界を感じ、解散を選択した。

解散後の道

コンビ解散後、村越は一時期芸能界を引退し、静かな生活を送ることとなった。それに対し、小林は「ケンドーコバヤシ」と名を変え、ピン芸人としての活動を開始した。彼はその才能を生かして、バラエティ番組や特別企画にしばしば登場し、存在感を示している。2005年には村越との再会があり、共に過去の思い出を振り返る機会が持たれた。

村越は2006年にフリーの芸人として復帰し、徐々に吉本への帰属も果たした。お互いの活躍を見ながら、元コンビでの絆は続いているようだ。

再会の瞬間

2010年には、特に感慨深い再会があった。「モストデンジャラストリオ」として参加した企画や、テレビ番組『アメトーーク!』で過去のパフォーマンス映像が流れる場面は、ファンにとって喜ばしい出来事であった。このように、彼らは個々に活動しながらも、お互いの存在を無視することはない。特に村越が吉本に復帰した後は、共同の出演機会が増えていることが伺える。

これからの活動

それぞれがピン芸人として活動しつつも、時折共演する機会を持ち続け、ファンには新たな笑いを提供し続けている。今後も二人がどんな形で共演し、新たなパフォーマンスを披露するのかが注目されている。

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