モノごころ、モノむすめ。

モノごころ、モノむすめ。

『モノごころ、モノむすめ。』は、2005年11月25日にMay-Be SOFTからリリースされたアダルトゲームで、前作までの「へんし〜ん!」シリーズとは少し異なる新しい方向性を持っています。この作品では、主人公が変身するのではなく、彼の周囲の「物」が美少女に擬人化されるという、いわば萌え擬人化がテーマとなっています。そして、2007年1月にはそのDVD-PG版も登場しました。

ストーリー

本作の主人公は向塚宏明という少年で、彼は周囲から呆れられるほど「物」を大切にしています。そんな性格の彼にある日、意味不明なメールが届き、その添付ファイルを開くと、彼のパソコンが美少女「アコ」に変身してしまいます。アコからは、宏明には物を人に変える『擬人化』の力が秘められていると告げられます。宏明が愛情を持って「物」に触れることで、その物が美少女に変身するのです。その後、彼は自宅のさまざまな「物」を擬人化させ、さらなる冒険へと巻き込まれていきます。

主人公とヒロインたち

向塚 宏明

• - 声：なし
• - 性格：物を大切にする温厚な少年。訳もなく身に付けた擬人化の能力や、自称婚約者のメノウに振り回されつつも、彼なりの道を探る。
• - 背景：幼少期に経験した出来事によって、小さい頃の記憶が欠落していることが明らかになる。

アコ

• - 声：桜川未央
• - 身長：150cm、B 72 / W 45 / H 75
• - 前はパソコン。擬人化後もパソコンとしての機能を持っており、その口からケーブルを咥えてネットに接続することも可能。なぜかエロサイトにアクセスしてウイルス感染の経験あり。

巻子

• - 声：楠鈴音
• - 身長：159/180cm、B 88 / W 53 / H 87
• - 洗濯機から擬人化。高飛車な性格で、自分を「ロール」と呼ぶよう強要し、この名前で呼ばれないと怒る。

夢愛

• - 声：緒田マリ
• - 身長：165cm、B 98 / W 57 / H 92
• - 元は枕で、いつも眠そう。時折、主人公を失われた過去の記憶に導く役割を果たす。

メディカ

• - 声：細田なな
• - 身長：155cm、B 85 / W 51 / H 87
• - 救急箱から擬人化。経験不足のドジっ子で、ついには主人公に「ポカ山ドジ子」と呼ばれそうになった。

しま

• - 声：西田こむぎ
• - 身長：147cm、B 69 / W 43 / H 72
• - 縞々パンツから擬人化。下ネタ好きで、何かと人に入ろうとする行動が目立ちます。

他のキャラクター

本作には、上記の主要キャラクター以外にも個性的なモノむすめたちが登場します。たとえば、椅子の擬人化キャラクター「チエ」や、トイレの擬人化「かわや」など、さまざまな「物」が美少女として活躍しています。

メディアミックスとスタッフ

このゲームはノベライズ版も登場し、著者は沖田和彦、原作はMay-Be SOFT、イラストはあかざが担当しています。

「モノごころ、モノむすめ。」は、魅力的なキャラクターとユーモア溢れる展開が魅力の作品で、プレイヤーを楽しませてくれること間違いなしです。

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