モハメド・バヨ

モハメド・バヨは、1998年6月4日フランスのクレルモン＝フェランに生まれた、ギニア代表のサッカー選手です。現在はLOSCリールに所属し、フォワード（FW）としてプレーしています。

クラブ経歴

バヨは6歳の時、地元のクラブであるクレルモン・フットの下部組織に入団し、サッカー選手としてのキャリアをスタートさせました。2017年11月には、クープ・ドゥ・フランスの試合でトップチームデビューを果たし、同年11月28日にはクラブと2年半のプロ契約を結びました。

しかし、トップチームではなかなか定位置を確保できず、2018-19シーズンの後半からは、フランス全国選手権（3部リーグ相当）に所属するUSLダンケルクにレンタル移籍することになりました。翌2019-20シーズンも引き続きダンケルクへレンタルされ、リーグ戦24試合に出場し、12得点を挙げる活躍を見せました。

ダンケルクでの活躍を経て、2020-21シーズンにクレルモン・フットへ復帰すると、リーグ・ドゥ（2部リーグ）で22得点を記録し、クラブのリーグ・アン（1部リーグ）昇格に大きく貢献しました。さらに、翌シーズンにはリーグ・アン初挑戦ながら14ゴールを挙げ、クラブの1部リーグ残留に貢献しました。

2022年7月13日、バヨは移籍金1,400万ユーロでLOSCリールへ移籍し、5年契約を結びました。リールでの活躍が期待されています。

代表経歴

クレルモン・フットでの活躍が認められ、2021年3月8日、バヨは自身のルーツであるギニア代表からの招集に応じる意思を示しました。そして、2021年3月24日には、アフリカネイションズカップ2021予選のマリ代表戦でギニア代表デビューを果たしました。同年12月20日には、アフリカネイションズカップ2021に臨むギニア代表メンバーにも選出されています。

プレースタイル

バヨは、恵まれた体格と身体能力を生かしたプレーが特徴です。特に、相手ディフェンダーとの競り合いに強く、空中戦でも力を発揮します。また、ゴール前での嗅覚に優れており、得点能力も高い選手です。

タイトル

* リーグ・ドゥ得点王：1回（2020-21シーズン）

モハメド・バヨは、今後の活躍が期待される若手ストライカーの一人です。LOSCリールでのプレー、そしてギニア代表としての活躍から目が離せません。

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