モルガネ・リボー

モルガネ・リボー：柔道から総合格闘技へ

モルガネ・リボー（Morgane Ribout）は、1988年1月11日生まれのフランス人女子柔道家です。身長166cm、得意技は内股。

幼少期から柔道との出会い

リボーはフランス北部のリールで生まれ、幼少期をビュー＝ベルカンで過ごしました。5歳からオーブールダンで柔道を始め、フリュージュの大学でスポーツ学科に進学。アミアンとポワチエでの強化合宿にも参加し、アミアンではバルセロナオリンピック金メダリストのカトリーヌ・フローリから指導を受けました。2007年6月からは、イル＝ド＝フランス地域圏のポントー＝コンボーにある柔道クラブ・ラガルデールパリレーシングに所属し、国立スポーツ体育研究所(INSEP)にも招集されています。

柔道家としてのキャリア

17歳でフランス選手権3位に入賞したものの、フランス国際柔道大会では結果を残せず苦戦しました。しかし、2007年11月にはヨーロッパ柔道選手権大会で銅メダルを獲得。2007年の世界柔道選手権大会では、バーバラ・ハーレルの代役としてナショナルチームに選出されました。グランドスラム・パリで2位になったことが評価され、2009年には正式な代表として欧州選手権に出場。テルマ・モンテイロ（ポルトガル）に敗れはしたものの、敗者復活戦を制して銅メダルを獲得しました。

数か月後、オランダのロッテルダムで開催された世界選手権にフランス代表として出場。アテネオリンピック銅メダリストのユリスレイディス・ルペテイ（キューバ）やデボラ・フラベンステイン（オランダ）と同ブロックになるという厳しい状況の中、準決勝まで勝ち進みました。準決勝では、日本の松本薫に大腰で一本勝ちし、決勝に進出。決勝では再びテルマ・モンテイロとの対戦となり、有効を奪って勝利し、見事世界選手権優勝を果たしました。

しかし、2012年のロンドンオリンピックには出場できませんでした。

総合格闘技への転身

2014年3月に現役引退を表明し、総合格闘技への転身を図ります。2017年4月にはレバノンでデビュー戦を行い、エジプトの選手を破り、新たなキャリアをスタートさせました。

モルガネ・リボーは、柔道の世界で頂点を極めた後、新たな挑戦として総合格闘技の道を選びました。柔道で培った精神力と技術を活かし、総合格闘技の世界でも活躍していくことが期待されています。

戦績については省略
脚注、出典については省略

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