モンドインテロ

モンドインテロのプロフィール

モンドインテロ（欧字名：Mondo Intero）は、日本の競走馬で、2012年2月2日に北海道安平町のノーザンファームで生まれました。彼は日本における競馬のトップレベルで活躍し、特に2019年のステイヤーズステークスでの勝利が印象的です。

その名前はイタリア語で「ユニバーサル」や「世界中」を意味し、母馬の名前からインスパイアされたものです。この競走馬は、社団法人「シルクホースクラブ」により、総額5000万円（一口10万円で500口募集）で募集され、広く注目を浴びました。

デビューと成績

3歳（2015年）

デビューは2015年1月10日で、初戦の新馬戦で3着に入ると、その後の未勝利戦で見事初勝利を収めます。続くレースでは素晴らしい上がり脚を見せて連勝を飾り、高雄特別では準オープンに昇級することに成功しました。

4歳（2016年）

4歳シーズンの初戦である松籟ステークスを好位から逃げ切り、オープン入りを果たしました。翌レースであるメトロポリタンステークスでも1着を取りオープンクラスの勝利を経験。しかし重賞デビューとなったダイヤモンドステークスでは6着に終わり、目黒記念でも5着と惜しい結果が続きました。札幌日経オープンでは素晴らしいレースを見せて再び勝利を挙げ、今後の活躍を期待させました。

5歳（2017年）

5歳に入ると、日経新春杯で3着、GIレースとして挑んだ大阪杯では苦戦を強いられ8着.その後の目黒記念では再び8着も、札幌日経オープンで連覇を果たし復活を遂げました。しかし、オールカマーでは惨敗し、その後のチャレンジカップでも4着となりました。

6歳（2018年）

6歳では日経新春杯、仁川ステークス、アンタレスステークスなど続けてで苦戦しましたが、ステイヤーズステークスでは3着となり再びその実力を証明しました。

7歳（2019年）

2019年、モンドインテロにとって重要な年となりました。長い休養明けのレースで出走した札幌日経オープンでは6着に終わり、その後の丹頂ステークスでも8着と不振を極めました。しかし、ステイヤーズステークスでのレースでは、好位をキープし、追い込むアルバートに振り切って見事に1着。これが彼にとって重賞初制覇となりました。

引退

その後は脚部の不安が続き、10ヶ月ぶりのレースであった京都大賞典で16着と結果を残せず、継続して出走が難しいと判断されました。2020年12月3日、モンドインテロは競走馬登録を抹消し、引退後はノーザンホースパークで乗馬として新たな生活を始めました。

血統

彼の家系は非常に優秀で、半弟には2017年ラジオNIKKEI賞、2018年中山金杯を勝ったセダブリランテスがいます。母のシルクユニバーサルも通算で2勝を挙げており、また従兄弟には名馬たちが名を連ねています。

モンドインテロの競走成績は多くのファンに愛され、彼の活躍は今でも語り継がれています。

もう一度検索