ヤスパー・シレッセン

ヤスパー・シレッセンのプロフィール

基本情報

ヤスパー・シレッセン（Jasper Cillessen, 1989年4月22日生まれ）はオランダ・ヘルダーラント州ナイメーヘン出身のプロサッカー選手です。ポジションはゴールキーパーとして、現在はリーガ・エスパニョーラのUDラス・パルマスに所属しています。彼の名前はさまざまなメディアで表記の揺れが見られ、「イェスパー・シレッセン」や「ヤスパー・シレッセン」と書かれることがありますが、本来の発音ではアクセントが第一音節にあります。

クラブ経歴

NEC

シレッセンはNECの下部組織を経て、2008年にプロ契約を結びました。2010年8月28日、SCヘーレンフェーンとの試合でプロデビューを果たし、その試合では即座にマン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。2010-11シーズンには31試合に出場し、彼の成長が注目され、「将来のオランダ代表ゴールキーパーとなるだろう」との評価を受けました。

アヤックス

2011年にアヤックス・アムステルダムへ移籍。移籍当初は、ケネト・フェルメールの影に隠れる形でカップ戦要員として出場していましたが、2013-14シーズンにはレギュラーの座をつかみ取り、強力なゴールキーパーとしての地位を確立しました。

バルセロナ

2016年8月、FCバルセロナへの移籍が発表され、5年契約を結びました。移籍金は1300万ユーロで、状況に応じたボーナスも含まれていました。最初のシーズンはカップ戦要員でしたが、アトレティコ・マドリードとのコパ・デル・レイ準決勝での活躍が光り、チームの3連覇に貢献しました。2017-18シーズンも出場機会は限られましたが、数々のビッグセーブで好パフォーマンスを発揮しました。

バレンシア

2019年にバレンシアCFへ移籍し、新たな挑戦をスタート。2022年には古巣NECへ復帰し、再びプロ生活を楽しむこととなりました。

ラス・パルマス

2024年にはラス・パルマスに完全移籍し、新たな段階に進むことを決めました。

代表歴

シレッセンは2013年にオランダ代表デビューを果たし、2014 FIFAワールドカップでは正GKとして出場。特に準々決勝のコスタリカ戦では交代の際に苛立ちを見せつつも、チームはPK戦を勝ち抜きました。その後も代表として活躍し続けましたが、UEFA EURO 2020の際にはCOVID-19により辞退せざるを得なくなりました。代表候補の中では長年レギュラーとして君臨していましたが、近年は新たな選手の台頭により、その立ち位置が危うくなっています。

タイトル

シレッセンはアヤックス時代にエールディヴィジを3度制覇し、バルセロナ時代にはコパ・デル・レイでの栄光を手にしました。彼のキャリアは数々のタイトルに裏打ちされたものです。詳細な経歴と共に彼はオランダサッカー界において重要な選手として中核を担ってきました。

もう一度検索