ヤス久保田

ヤス久保田について

ヤス久保田（ヤスくぼた）は、1974年7月23日生まれの日本のプロレスラーで、本名を久保田康裕（くぼたやすひろ）と言います。プロレス界での彼のプレゼンスは圧倒的で、双子の兄として同じくプロレスラーであるヒデ久保田と共に「久保田ブラザーズ」というタッグチームを結成し、活動をしています。このコンビは、インパクトのある試合展開と多様なスタイルで知られ、ファンを魅了しています。

ヤスは主にヒール（悪役）として活動しており、デスマッチにおいては有刺鉄線バットを持ち込むなど、非常に過激なスタイルを特長としています。しかし、彼だけでなく菊タローなどのお笑い系レスラーとの試合も行うため、オールラウンドな対応能力を持っています。たとえば、試合中のパフォーマンスにおいては、見た目や行動にユーモアが加わることがあります。

同じ双子でもヤスとヒデの見分け方は非常に簡単で、右肩にタトゥーのない方がヤス久保田です。これは、彼らがファンから識別されるための一つの手段とも言えるでしょう。

経歴

ヤス久保田のプロレスキャリアは1991年に始まり、彼はJWA東海でアマチュアデビューを果たしました。その後、2007年9月30日にはスポルティーバエンターテイメントの公武堂タイガーホール大会にて、ヒデ久保田とタッグを組みプロデビューを果たしました。この試合では小仲＝ペールワン&趙雲子龍組と対戦しています。2019年1月1日にはプロレスリングZERO1に移籍し、新たな舞台を求める姿勢を貫いています。

得意技

ヤス久保田は非常に多彩な技を持っており、以下のような得意技が知られています。

• - ムーンサルトプレス
• - ヤ・スワントーンボム（セントーンアトミコと同型）
• - タイガードライバー
• - リバースゴリースペシャル

これらの技は彼の試合において非常に効果的に使われており、観客に強いインパクトを与えています。

タイトル歴

彼が獲得してきたタイトルも多岐にわたります。以下はその一部です。

• - FFFプロレスリング: FFFタッグ王座
• - ダブプロレス: DOVEタッグ王座
• - プロレスリングZERO1: NWAインターコンチネンタルタッグ王座、NWAインターナショナルライトタッグ王座
• - 風林火山優勝
• - 柳ケ瀬プロレス: ヤナガセKINGトーナメント優勝

これらの功績は、彼の努力とスキルの証明と言えるでしょう。

入場曲

ヤス久保田の入場曲は、湘南乃風の「Born to be WILD」で、この曲は彼のプロレススタイルに非常にマッチしています。

女性救助のエピソード

2020年10月1日、名古屋市営地下鉄の築地口駅において、ヤス久保田は女性のスカート内の盗撮を目撃しました。この時、彼はすぐに女性に知らせ、駅員へ通報。その後、犯人の前に立ちはだかり、彼の現行犯逮捕に貢献しました。警察での説明中にも、被害者が恐怖から泣いている姿を見たヤスは、プロレスを見ることを勧め、素性を明かしました。この行動に対して女性の母からは感謝の言葉が寄せられ、ヤスの誠実さが多くの人に感動を与えました。

このように、ヤス久保田は単なるプロレスラーに留まらず、彼自身が持つヒーローの一面を多々見せる人物でもあります。

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