ヤマップ

株式会社ヤマップについて

株式会社ヤマップ（YAMAP INC.）は、福岡県福岡市に本社を置くソフトウェア開発企業です。代表取締役の春山慶彦氏によって設立され、登山・アウトドア愛好家向けのスマートフォンアプリ「YAMAP」の開発・運営を中心に事業を展開しています。単なるアプリ開発にとどまらず、オンラインストア「YAMAP STORE」でのアウトドア用品の販売、「YAMAP アウトドア保険」の提供、そしてWebメディア「YAMAP MAGAZINE」の運営など、多角的なアプローチでアウトドア業界に貢献しています。

主な事業内容

YAMAPアプリ: 登山地図の閲覧、登山計画の作成、記録の共有など、登山を安全かつ楽しくするための機能が満載のスマートフォンアプリです。オフラインでも地図が利用できるため、電波の届かない山の中でも安心して利用できます。
YAMAP STORE: アプリと連携したオンラインストアで、登山用品やアウトドアグッズを販売しています。オリジナルブランドの製品も展開しており、品質の高さに定評があります。
YAMAP アウトドア保険: 登山中の事故やケガに備えるための保険を提供しています。手軽に加入できるため、登山者の間で利用が広がっています。
YAMAP MAGAZINE: 登山やアウトドアに関する情報を発信するWebメディアです。ルート紹介、ギアレビュー、イベント情報など、幅広いコンテンツを提供しています。

沿革

2013年3月、登山アプリ「YAMAP」のリリースから、ヤマップの歴史は始まりました。同年7月には株式会社セフリが設立され、2014年にはYAMAPがグッドデザイン賞特別賞を受賞するなど、初期からその革新性が評価されていました。

2016年には社名を株式会社ヤマップに変更し、本格的な事業拡大へと舵を切ります。環境省とのパートナーシップ締結、東京支社の設立、国土地理院との協力協定締結など、社会との連携を深めながら事業を拡大しました。

2018年には宇宙開発利用大賞を受賞し、その技術力が認められました。また、この頃にYAMAPのダウンロード数が100万を突破し、多くの登山者に利用されるアプリへと成長しました。

その後も、ECサイト「YAMAP STORE」のオープン、登山情報サイト「YAMAP MAGAZINE」のリリース、有料会員プラン「YAMAPプレミアム」のリニューアルなど、サービスの拡充を積極的に進めました。

2020年以降は、「YAMAP」のダウンロード数が200万、300万、400万と加速的に増加し、2022年には「サブスク大賞」グランプリを受賞。2023年には「日本DX大賞」大賞を受賞するなど、その成長は目覚ましいものがあります。

2024年には、東京オフィスを港区西新橋に移転し、株式会社ヤマップネイチャランス損害保険を設立するなど、更なる事業拡大を目指しています。

特徴

テクノロジーとアウトドアの融合: 最新のテクノロジーを駆使して、登山やアウトドアをより安全で楽しいものにするためのサービスを提供しています。
ユーザー中心の開発: ユーザーの意見や要望を積極的に取り入れ、常にサービスの改善を行っています。
コミュニティの形成: アプリやWebメディアを通じて、登山者同士の交流や情報交換を促進しています。

株式会社ヤマップは、テクノロジーと情熱を融合させ、アウトドア業界の発展に貢献している企業です。今後も、革新的なサービスを通じて、多くの人々にアウトドアの魅力を伝えていくことが期待されます。

メディア掲載

日経スペシャル カンブリア宮殿: 代表の春山慶彦氏が出演し、その経営哲学や事業にかける想いが紹介されました。

関連書籍

『YAMAP 山登りベストコース 関東周辺版』: ユーザーの声をもとに作成された、登山ルートガイドです。
『こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方』: 春山慶彦氏が編著した書籍で、AI時代における教育のあり方について考察しています。

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