ヤン・ジヨン

ヤン・ジヨン（JI YONG YANG）

ヤン・ジヨンは、1996年1月14日生まれの韓国出身の男性総合格闘家で、現在はJeju Team the Kingに所属しています。彼はキックボクシングでの成功を経て、総合格闘技の道を選び、RIZINなどでの活躍が注目されています。

来歴

ヤンは23歳でプロのキックボクサーとしてデビューし、11勝1敗という素晴らしい成績を残しました。その結果、WAKOフェザー級王者のタイトルを獲得。この成功にもかかわらず、彼は「キックボクシングではなく、総合的に強い姿を見せたい」との思いを抱くようになり、24歳で総合格闘技に転向しました。

転向後、彼はROAD FCの無差別級やアマチュア大会で好成績を収め、アマチュア総合格闘技大会では全5戦で無敗を記録しました。プロデビュー以降も順調に勝利を重ね、デビューから4連勝を達成しました。

RIZINでの活躍

ヤン・ジヨンは2022年7月2日、RIZIN.36での昇侍戦にて、66kg契約で初出場し、3ラウンドにリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めました。当初の対戦相手は朝倉海でしたが、急遽昇侍に変更されました。

2022年11月6日、RIZIN LANDMARK 4では魚井フルスイングと対戦し、2ラウンドで左ストレートでダウンを奪った後、パウンドによるTKO勝ちを遂げました。

しかし、2024年4月29日、RIZIN.46の試合では倉本一真と対戦し、接戦となるも、1ラウンドでのロープ掴みの反則によるイエローカードが影響し、最終的には1-2の判定負けを喫しました。

人物・エピソード

普段は済州島で農業を営むヤン・ジヨン。その一方で、インタビューでは日本と韓国の格闘技シーンの違いについても言及しています。彼は「観客の数が大きく異なり、日本の格闘技の方が熱気がある」と感じているとのことです。

また、彼は日本のファンとの交流を深めるためにTwitterアカウントを開設し、情報発信を行っています。憧れのファイターはROAD FCとRIZINに所属するキム・スーチョルで、彼のスタイルを尊敬していると語っています。

戦績

ヤン・ジヨンの戦績はプロの総合格闘技およびアマチュア大会で素晴らしい結果を残しています。彼の試合は常に注目され、今後の試合にも期待が寄せられています。

まとめ

ヤン・ジヨンは、キックボクサーからプロの総合格闘家に転向した成功例を体現する選手です。彼の独自の格闘家としての考えや日本の格闘技への敬意を持ちながら、今後の活躍に期待が寄せられています。

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